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WECオースティン:速さで勝るアウディにトラブル多発。1号車ポルシェが逆転優勝

オートスポーツweb 9月18日(日)15時53分配信

 FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦は18日、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で6時間の決勝レースが行われ、ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブランドン・ハートレー組1号車ポルシェ919ハイブリッドが優勝した。

 決勝レースは気温が35度を超えるコンディションのなかスタート。フロントロウを独占していたアウディR18勢は、この暑ささえも味方につけレースを支配していく。

 ラップタイムでポルシェ、トヨタより勝るアウディは、レース折り返しとなる3時間時点でルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス組8号車アウディがトップ。2番手にマルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組7号車アウディが続いていく。

 しかし、レース残り2時間50分のタイミングで、8号車アウディの電気系が1コーナーの立ち上がりで突如シャットダウン。幸い、トラブルは修復されたものの40秒近くタイムをロスし、2番手につけていた7号車アウディに交わされてしまう。

 また、8号車アウディはドリンクシステムが作動しないトラブルも発生してしまい、予定よりも早めにピットイン。これに対し、3番手につける1号車ポルシェはバーチャルセーフティカー中にピットを行うことに成功し、最小限のロスタイムでコースへ復帰。8号車アウディを交わしてみせる。

 さらに8号車アウディにはレース残り90分を切ろうかというところで、ドアが閉まらなくなるトラブルも発生。緊急のピットインを余儀なくされ、ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ/小林可夢偉組6号車トヨタTS050ハイブリッドにも交わされてしまった。

 この時点でトップは1号車ポルシェ、19秒差の2番手に7号車アウディ、3番手に6号車トヨタというオーダーに。7号車のトレルイエは、前を行くウェバーを追いかけていくが、ターン18で66号車フォードGTを交わそうとした際に、66号車の単独スピンに巻き込まれ接触。そのままフロントからアウト側バリアに激突してしまう。

 トレルイエは、自走でピットへ戻ったものの、マシン修復に時間を要し、優勝争いから脱落。最終的に8位でレースを終えることとなった。

 2番手とのギャップが広がった1号車ポルシェは危なげない走りで快走。終盤追い上げてきた8号車アウディとの差を23秒としてそのまま逃げ切りトップチェッカーを受けた。

2位に8号車アウディ、8号車と2秒差の3位には6号車トヨタが入り、3メーカーが表彰台を分け合っている。

 ポイントリーダーのニール・ジャニ/マルク・リエブ/ロマン・デュマ組2号車ポルシェ919ハイブリッドが4位、レース序盤にターボ系のトラブルに見舞われたセバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン/中嶋一貴組5号車トヨタTS050ハイブリッドは5位でフィニッシュした。

「今日の勝利はチーム全員が努力して手にした勝利だ」とベルンハルト。

「アウディの方がわずかに速かったが、僕たちも懸命に追いかけていたし、イエローコーションの運にも恵まれたね」

 LMP2はランキングトップのニコラス・ラピエール/ステファン・リチェルミ/グスターボ・メネゼス組36号車アルピーヌA460・ニッサンが終始独走して優勝したほかLM-GTEプロクラスはポールシッターのニッキー・ティーム/マルコ・ソーレンセン組95号車アストンマーチンV8バンテージが優勝。フォードGTの地元優勝を阻止している。

 LM-GTEアマクラスはアストンマーチンV8バンテージの98号車が、2位以下に1分以上の大差をつけクラス優勝を飾っている。

[オートスポーツweb ]

最終更新:9月18日(日)16時5分

オートスポーツweb

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