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南昭弘富山市議も政活費不正 酒代に流用

北日本新聞 9/18(日) 0:49配信

 富山市議会自民党の南昭弘氏(57)=2期、笹津(大沢野)=が、市政報告会のお茶・菓子代として請求した政務活動費で、ビールと焼酎を買っていたことが17日、分かった。酒類は報告会終了後に出席者と共に飲んだという。酒類を販売した市内の商店は、領収書にある「お茶・菓子代」は店の者の字ではないと証言。南氏は「誰が書いたか分からない」と話す。

 政活費の不正を自ら認めた富山市議は10人目で、うち自民会派は計8人。

 南氏は2013年6月30日、市大沢野文化会館で市政報告会を開き、出席者90人分のお茶・菓子代として4万5千円を市に請求。添付された商店の領収書には「お茶・菓子代90人分」と記してある。

 しかし、実際に購入したのはビールと焼酎だった。領収書を見た商店を営む女性は「宛先や金額は間違いなく書いたが、ただし書きは自分の字ではない」と話した。

 南氏は北日本新聞の取材に、報告会の1~3日後に商店で支払いを済ませ、領収書をもらったと説明。日付は開催日に合わせて6月30日にするよう頼んだ。酒類の購入には約5万円かかったという。

 南氏は、領収書のただし書きが空欄だったかどうかを含め、領収書をもらってから会派に提出するまでの経緯は「覚えていない」と言う。ただ、ビールや焼酎は報告会終了後に、その場で出席者と共に飲んだことは認めた。

 南氏は「認識が甘かった」と述べた。会派には既に不正を報告。受け取った全額を返還するという。「他に不正はない」と強調し、「辞職するつもりはない」と話した。

北日本新聞社

最終更新:9/18(日) 0:49

北日本新聞