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台風16号:与那国で810世帯が停電 樹木や電柱倒れる 

沖縄タイムス 9/18(日) 3:40配信

 【与那国で山田優介】最大瞬間風速66・8メートルを記録した与那国町では電柱が傾き、樹木が倒れ、窓ガラスが割れた。17日、非常に強い台風16号が直撃し、大荒れの天気に見舞われた同町。一時はほとんどの世帯が停電となったが、人的被害は確認されていない。2カ所の避難所には6世帯7人が避難していたが、風雨が弱まった午後4時半には帰路に就いた。

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 祖納集落でカフェを営む安澤貴大さん(40)は雨漏りしたため、保健センターに避難。風が収まり、自宅兼カフェに戻ると雨戸が飛ばされていた。「食材が水を被っているので、使えない。家の中もぐしゃぐしゃ状態で、まずは床の水を出さないと」と疲れた表情で話した。

 久部良集落では電柱が傾き、向かいのスナックでは飛んできたトタン屋根が窓ガラスを突き破った。店長の米城沙織さん(32)は水浸しになった店内を見て「風が弱まって店を見に来たら、窓ガラスが割れていてびっくり。電気もつかないし、営業再開するまでには時間がかかりそう」と肩を落とした。

 祖納集落では納屋が強風で飛ばされ、道路をふさいだ。家主の祖納元健司さん(83)は「前回の台風21号ではびくともしなかったのに、今回の台風で飛ばされてしまった。風向きが違っていたからなのかな」と驚いていた。

 町は18日午前、職員全員で島内の民間家屋の被害調査を行い、午後は公共施設や農作物の被害状況について調べる。

最終更新:10/6(木) 13:55

沖縄タイムス