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台風16号:停電などの被害相次ぐ 与那国で瞬間66.8メートル

沖縄タイムス 9/18(日) 3:45配信

 強い台風16号は17日、八重山地方を暴風域に巻き込みながら与那国島の北に進んだ。直撃した与那国島では17日午前10時6分、最大瞬間風速66・8メートルを観測し、八重山地方では過去5番目の強さを記録した。暴風の影響で、与那国町ではほとんどの世帯で停電。電柱や樹木が倒れたり、強風で飛ばされたトタンが当たって窓ガラスが割れたりするなどの被害が出た。沖縄気象台は18日も先島諸島で吹き返しの風が強く吹く恐れがあるとし、注意を呼び掛けている。

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 中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から半径110キロ以内は風速25メートル以上の暴風域、東側280キロ以内と西側220キロ以内で風速15メートル以上の強風域となっている。

 波照間空港では午前8時29分、最大瞬間風速41・2メートルを記録した。西表島でも午前8時30分に37・2メートルを観測。与那国空港では午後11時までの24時間降水量が282・5ミリを記録するなど、八重山地方は長時間、暴風や大雨に見舞われた。

 沖縄電力によると午前10時から午後4時の間、与那国町919世帯のうち810世帯が停電。竹富町でも午前10時から正午にかけて100世帯が停電した。与那国町は午後11時現在、130世帯で停電が続く。同町では2カ所の避難所に6世帯7人が避難した。

 沖縄旅客船協会によると17日は本島や宮古、石垣と周辺離島を結ぶ281便が欠航。空の便は日本トランスオーシャン航空が22便、琉球エアーコミューターが18便、全日空が22便、ソラシドエアが4便欠航した。18日は多くが平常運航を予定している。

 台風は今後、与那国島の北海上を北上し、先島諸島から遠ざかる。18日には進路を東寄りに変え、今後九州方面に進む見込み。

最終更新:10/6(木) 13:50

沖縄タイムス