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城下町のにぎわい伝え 金沢歌舞伎衣装など300点、県歴博特別展

北國新聞社 9月18日(日)3時8分配信

 県立歴史博物館の開館30周年記念秋季特別展「城下町金沢は大にぎわい!」(北國新聞社共催)は17日、金沢市の同館で始まり、明治から昭和初期にかけて金沢の大衆娯楽の代表だった「金沢歌舞伎」の役者衣装など、当時の町人文化や城下町のにぎわいを伝える約300点が並んだ。

 金沢歌舞伎の衣装は、今年4月に金沢市の「梅若演劇衣裳店」で見つかった。紫色の布地に滝を登るコイが刺しゅうされた「登龍(とうりゅう)門(もん)文様打掛」など、豪華絢(けん)爛(らん)な品が会場を彩った。

 薬問屋を営み、町政にも影響力を持っていた金沢の豪商・宮竹屋に関する資料も初公開され、薬の神を描いた「神農図」の掛け軸などが並んだ。

 藩政期に金沢の各寺社で行われた御開帳に集う人々のにぎわいを伝える史料や、加賀藩前田家から尾山神社に奉納された能面「淡(あわ)吹(ふき)の面」なども来場者の目を引いた。

 特別展は11月6日まで。10月11日から一部展示品を入れ替える。関連企画として、18日午後1時半から特別記念講演会、25日は国指定重要無形民俗文化財「東二口文弥人形浄瑠璃」の体験ができるワークショップなどを開催する。

北國新聞社

最終更新:9月18日(日)3時8分

北國新聞社