ここから本文です

寺山の「刺激」ツリーで表現 三沢中心街にオブジェ

Web東奥 9月18日(日)11時22分配信

 青森県三沢市の中心商店街に、大きく枝を伸ばした木のオブジェ「三沢ツリー」が登場した。寺山修司の作品や写真のパネルを商店街にちりばめたイベント「テラヤマ ロード」の一環で、造形作家のsimizzy(シミージー)さん(47)=神奈川県在住=がこのほど、オレンジ広場に制作。「人を呼ぶ、刺激的な空間になれば」と願う。
 制作は、八戸市のオブジェ工場「SLOWBASE」代表で造形作家の木村勝一さん(51)もサポート。2トントラック1台分のスギを使い、広場のテラスを覆うように枝が長く伸びたツリーを約4時間で作り上げた。
 設計図はなく、simizzyさんのスケッチだけ。ものづくりに関わる者同士、「アドリブで、ジャズのセッションのように」(木村さん)ノリノリで作るうちに、あっという間に完成したという。
 simizzyさんは、寺山の才能に影響を受けた一人だ。「寺山は刺激的な存在。どう解釈し、表現していくか。自分の表現方法は木だけど、新しい世代の人たちに寺山の刺激が受け継がれればいい」と話した。木村さんは「simizzyさんは繊細さと美しさを持った人。老若男女が喜ぶ作品になったと思う」と語った。

東奥日報社

最終更新:9月18日(日)11時22分

Web東奥