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奈良県出身の松井絵里奈 地方ロケでハマった日本酒の深み

日刊ゲンダイDIGITAL 9月19日(月)9時26分配信

 グラビアアイドルとして人気を集め、その後はバラエティーや旅番組で活躍しているタレント・松井絵里奈さん(29)。生まれはうまい地酒が多い奈良県。飲めば明るく楽しい酒だ。

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 ここ数年、毎月4カ所くらい、旅館やホテルで宿のロケがあるテレビ東京「厳選いい宿」をはじめ、旅番組や雑誌の取材とかで地方へ行くことが多いんです。

 何が楽しみかといえば、やはりその土地でしか味わえない料理や地酒。先日、石川県の粟津、山中の2カ所の温泉へ行ってきたのですが、地元産の加賀野菜やその日の朝に水揚げされた新鮮な日本海の海の幸、それに地酒とおいしい加賀ワインをたくさんいただいてきたばかりです。

 もちろん東京には郷土料理店が多いですし、地方のアンテナ居酒屋、レストランもあります。でも、やはりその土地で味わうのは格別ですね。

 お酒デビューは今から9年前、07年7月4日です。この日は私の20歳の誕生日。友人が「パーティーをしてあげるね」って、何人かと自宅に招待してくれたんです。

 飲んだのは缶チューハイとか、カクテル系のお酒。飲みやすいこともあって、結構クイクイ飲んじゃったから、後で聞いたら、「歌って踊って、すっごくハイテンションだった」って。後半はあまり覚えてないんです(笑い)。

■故郷の奈良県は日本酒発祥の地

 20代の前半はやはり缶チューハイ系。それが地方での仕事が増えるにつれて、日本酒の奥深さを知り、プライベートで1週間ほど沖縄を旅行した時に、泡盛のおいしさとともに沖縄の人情に触れて、いろんなお酒を飲むようになりました。

 私の故郷、奈良県は知る人ぞ知る日本酒発祥の地。お酒の神様でもある大物主大神を祭る大神神社が桜井市に鎮座する、日本酒にゆかりが深い土地柄です。ただ、PRがうまいとはいえず、伏見や灘ほど知名度がなくて、それがすごく残念。でも、おいしいお酒はたくさんありますよ。

 たとえば、今年5月に企業PR誌の取材でお邪魔した、奈良市の奈良豊澤酒造さん。「豊祝」のブランド名で造っている8割以上が純米酒以上の「特定名称酒」。今も手づくりにこだわり、「大吟醸豊祝」は今年5月に発表された全国新酒鑑評会で、12回目の金賞を受賞されたのだそうです。取材中に試飲させていただきましたら、フルーティーな香りと口当たりの良さに驚かされて。後味もスッキリしていて何杯でも飲めそうでした。

■駅ナカ立ち飲み店がお気に入り

 それで東京に帰る際、近鉄・大和西大寺駅で途中下車。駅ナカの奈良豊澤酒造さん直営立ち飲み店「蔵元豊祝」に立ち寄りました。

 ぐい飲みやグラスで1杯250円から。本醸造、純米、純米吟醸の3種が味わえる「きき酒セット」は350円。直営店だからとっても安いんです。おつまみには値段は忘れましたが、カマンベールチーズを奈良漬けで巻いたのがピッタリでしたね。それほど飲み助でない私は1000円もあれば十分です。

 最後に、地元・奈良県橿原市のとっておきの焼き鳥屋さんを。近鉄橿原線・八木西口駅から徒歩3分ほど、今井町にある「くまさん」です。去年11月に耳成から移転したのですが、鶏の鮮度がいいので何を食べてもおいしい。もちろん地酒も豊富。おまけに意外なほど安いので、私は気の置けないお友達と行ってます。

 実はここは私の4歳上の兄が働いてる店。身内ネタですが、本当においしいのでぜひ行ってみてくださいね。

 今井町は江戸時代そのままのたたずまいと情緒が残っている「重要伝統的建造物群保存地区」。よく時代劇の撮影などにも使われていますから、観光にもおすすめです。

最終更新:9月19日(月)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL