ここから本文です

ダニー・ブラウン3年ぶり新作にケンドリック・ラマー、アブ・ソウル、ケレラら参加

bmr.jp 9月19日(月)21時10分配信

ダニー・ブラウン3年ぶり新作にケンドリック・ラマー、アブ・ソウル、ケレラら参加

ダニー・ブラウン3年ぶり新作にケンドリック・ラマー、アブ・ソウル、ケレラら参加

ウータン・クランのオール・ダーティ・バスタードと比較されるその存在感、そしてエレクトロ・サウンドも積極的に取り入れるなど大胆な作風でも評判のデトロイトのラッパー、ダニー・ブラウンが、前作からおよそ3年ぶりとなるニュー・アルバム『Atrocity Exhibition』を来週リリースする。

ブルックリンを拠点とするインディ・レーベル、Fool’s Goldと契約し、ミックステープとして当初無料で発表した『XXX』がSPINの2011年ベスト・ヒップホップ・アルバムで1位に選出されるなど高く評価されたダニー・ブラウン。「グライムにも影響を受けた」とする前作『OLD』では、エイサップ・ロッキー、フレディ・ギブスらから、ラスティ、バッドバッドノットグッド、さらにはチャーリー・XCX、ピュアリティ・リングなど多彩な顔ぶれと組み、さらなる進化を提示した。

以降も、エミネムによるデトロイト勢集結の“Detroit Vs. Everybody”など様々なアーティストの作品にゲスト参加してきダニー・ブラウンだが、今年6月、テクノなどのダンス・ミュージックからポスト・ロックまで幅広く扱う英名門レーベル、Warpとの契約を発表。盟友ポール・ホワイトのプロデュースによるリード曲“When It Rains”のリリースと共に、Warp移籍作となるニュー・アルバムをアナウンス。そしていよいよ、『OLD』からおよそ3年ぶりとなる新作『Atrocity Exhibition』が発売となる。

J.G.バラードの同名小説『残虐行為展覧会』、そしてこの小説にインスパイアされた、ジョイ・ディヴィジョンの1980年作『Closer』に収録された同名曲の影響を受けたというこの新作は、規格外の存在感を放つ彼を象徴するような「デトロイト・アルバム」になったようだ。米Rolling Stone誌のインタビューに対し彼は、「このアルバムは、ただ俺のサウンドになっている。これがダニー・ブラウンだ」と意気込み、また新作のインスピレーション源として、ウータン・クランのレイクウォンやジョイ・ディヴィジョンから、初期のビョーク、トーキング・ヘッズ、さらにはシステム・オブ・ア・ダウンの2001年作『Toxicity』まで挙げている。

さらにこの新作では、サンプリングの許諾を得るために7万ドル(およそ710万円)をかけたと述べ、「多くはそんなに金をかけない。だからそいつらの音楽はチープなんだ。俺はタイムレスなものをつくりたい。だから金をかけるんだよ。ロレックスを着けるのか、それともスウォッチを着けるのかって話だよ」と語っている。

アルバムは多くをポール・ホワイトが手がけているようだが、先行発表された“Pneumonia”は、カニエ・ウェスト『Yeezus』への参加でも知られるエヴィアン・クライストがプロデュース。この曲ではアドリブで、前作にも参加したスクールボーイ・Qも声を交えているが、スクールボーイ・Qと同じTDE勢からは、“Really Doe”で前作に続いてアブ・ソウル、さらにケンドリック・ラマーが参加。また同じ西海岸のアール・スウェットシャツもフィーチャーされており、コラボEP『Black and Brown!』を発表した仲でもあるブラック・ミルクがプロデュースを手がけた。

他にもアルバムには、南アフリカはケープタウンのアーティスト、プティ・ノワールや、サイプレス・ヒルのB-リアル、またWarpのレーベルメイトでもある気鋭女性シンガーのケレラらがゲストとして招かれている。

ダニー・ブラウンのニュー・アルバム『Atrocity Exhibition』は、9月30日発売。

1. Downward Spiral
2. Tell Me What I Don't Know
3. Rolling Stone (feat. Petite Noir)
4. Really Doe (feat. Kendrick Lamar, Ab-Soul & Earl Sweatshirt)
5. Lost
6. Ain't It Funny
7. Golddust
8. White Lines
9. Pneumonia
10. Dance In The Water (feat. Kelela)
11. From The Ground (feat. Kelela)
12. When It Rain
13. Today
14. Get Hi (feat. B-Real)
15. Hell For It

最終更新:9月19日(月)21時10分

bmr.jp