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<リオパラ>走り幅・山本「銀」 掛川の同級生称賛

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月19日(月)7時43分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子走り幅跳び(切断などT42)で銀メダルを手にした山本篤選手(34)=スズキ浜松AC、掛川市出身=。地元・掛川から世界に羽ばたいたジャンパーに18日、称賛の声が相次いだ。バレーボールに打ち込んでいた高校時代に、バイク事故で左ふとももから下を切断したが、陸上選手として新たな道を切り開いた。関係者らは「素晴らしいジャンプだった」「同級生として励みになる」とたたえた。

 掛川桜が丘中バレーボール部の同級生で、男子プレミアリーグの東レ(三島市)でセッターとして活躍した近藤茂さん(33)=現東レマネジャー=は「競技を変えて、ここまでスポーツを続けているのを誇りに思う」と語った。中学時代の山本選手は運動能力抜群。持ち前の明るさでピンチでもチームの雰囲気を変えてくれたという。近藤さんは山本選手が事故直後に気丈に明るく振る舞う姿を見ていた分、生き生きと世界で戦ったことをうれしく思う。自身もバレーボールの日本代表経験があり、日の丸の重みは理解している。「重圧の中で銀メダルはすごい。東京大会まで続けて」と声を弾ませた。

 小中と同級生だった大竹真一さん(34)は、幼なじみの活躍を伝える新聞を手に目を細めた。山本選手を「あっちゃん」と呼び、中学では同じバレーボール部のチームメート。高校は別々だったが、左足切断後もマネジャーとして大声で応援する山本選手の姿が、「すごく前向き。あっちゃんらしい」と深く印象に残っている。

 大竹さんら同級生が集まると、必ず山本選手の話題になる。「僕たちにとって、あっちゃんは世界で戦うヒーロー。帰ってきたらみんなで迎えたい」と笑顔を見せた。

静岡新聞社

最終更新:9月19日(月)8時19分

@S[アットエス] by 静岡新聞