ここから本文です

【TGS2016】『囚われのパルマ』を遊んだら心を囚われてしまいました…試遊レポ&ミニインタビュー

インサイド 9月19日(月)13時20分配信

TGS2016のカプコンブースにて、『囚われのパルマ』の試遊をしてきました。「ハマる…。」と周りの女子から聞いていたものの、筆者にとってはこれが初めてのプレイです。NEW GAMEからプレイを始めたのですが、何よりいちばん感動したのは「監視」システムでした。

【関連画像】

■ハルトくんとの初面会


とある孤島の収容施設にて出会ったハルトくん。プレイヤーは相談員として面会室でコミュニケーションをとっていきます。記憶喪失のハルトくんの記憶を取り戻すというミッションをクリアすべく、なかなか心を開いてくれないハルトくんとなんとかお話ししようと奮闘します。

ただ、面会でのコミュニケーションだけではやはり足りない。どうにかしないといけない。なぜなら私は相談員で、ミッションがあるわけですから。ハルトくんが何を考えて、どういう生活をしているのか…把握する必要があります。そこで登場するのが「監視」システムです。ハルトくんが収容されている個人部屋の洗面台・机・ベッドの3箇所に監視カメラが設置されており、私はいつでもどこでもハルトくんの部屋を監視できるようになっています。

■かゆいところに手が届く…「監視」システムの素晴らしさ


「監視」システムの素晴らしさについてご説明します。例えば差し入れをした時に「ちゃんと受け取ってくれたかな?使ってくれるかな?」や、メッセージを送った時に「読んでくれたのに返事が来ない。何しているんだろう?」という、女性であれば誰もが抱いたことのある不安。「監視」システムがあれば、ただただ不安なまま待つだけではなく「なんだ、今はお昼寝していたのか」や「今ちょうどメッセージ返信しているところだったのか」と不安を解消してくれるのです。

「現実に欲しい。」そう感じたのは私だけじゃないはずです。そんなわけで、普段生活しているだけでは湧き上がることもないこういう「管理したい・監視したい欲」のようなものをそそられて、試遊の直後『囚われのパルマ』を購入する筆者でした。

試遊の後、ミニインタビューという形で本作のディレクター・白鳥有葵氏にお話を伺うことができましたので、気になったところをアレコレ聞いてみました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
――本作の開発のきっかけを教えてください。

白鳥有葵氏(以下、白鳥):人と人との実際のコミュニケーションと思えるようなゲームを作りたかったというのが始まりです。例えばこちらの行動に合わせて反応してくれたり、会話からこちらの好みを理解して覚えてくれるようなものですね。

――特徴である「ガラス越しの面会」システムはどこから着想を得たのでしょうか。

白鳥::コミュニケーションに注力できるシチュエーションというのを考えたとき、まず「面会室」というのが浮かびました。面会室のガラスと、スマホの画面をリンクさせることで「この向こうに彼がいる」という感覚を与えられるのではないかと。また、手やおでこを使って実際にガラスに触れることで、「ガラス一枚隔てた向こう側に彼がいるのに、触れられない…!」というもどかしさも感じられ、よりリアリティが増します。


――その「面会室」というシチュエーションからの、「囚われ」なのでしょうか。

白鳥::そうですね。面会室に関連する設定や世界観を詰めていった形になります。

――今回のブースのデザインはハルトが収容されている施設ですか?

白鳥::サスペンス要素もあるので、実際のゲームではもう少し重たい雰囲気になっていますが、やはり主軸は「恋愛」なので、今回は女性が入りやすいようにアレンジしています。


――カメラでハルトを監視するシステムはどのようなきっかけで生まれたのでしょうか。

白鳥::面会以外でもハルトと会いたいという声があったのですが、実際に会えてしまうと「ガラス越しの体感」というキモが崩れてしまう。じゃあどうしようかとなったときに出たのが「監視カメラ」でした。直接的にコミュニケーションはとれないけれど、メッセージを送ったり差し入れをすることで、自分には普段見せない姿を見せてくれる。面会以外でもハルトに対する理解を深められるシステムになっています。

――ハルト役に梅原裕一郎さんを起用したのは何かきっかけがあるのでしょうか。

白鳥::演じる上でリアリティを出せる声優さんを起用したいとまず考えていました。その中で、梅原さんの素の声がハルトの雰囲気に合う、というのをチームメンバーから聞き、実際にぴったりだったので梅原さんを起用しました。リアリティという面でもアニメでの演技とは少し変えてもらっています。

――ハルトと梅原さんって、そっくりですよね。これは梅原さんにデザインを寄せているのでしょうか。

白鳥::実はこのゲーム、梅原さんが声優になる前から開発をしていて、デザインもかなり初期からできていたんです。ハルトのデザインが「クセのない美青年」というイメージで作っていたのですが、梅原さんがまさにそれだったという(笑)。

――偶然だったんですね。それは驚きました…!てっきり梅原さんがモデルなのかと。

白鳥::皆さんそうおっしゃいます(笑)。私も収録のときに初めてちゃんと梅原さんの顔を見たのですが、驚きました。

――配信は全6章、現在は3章ということで折り返し地点ですが、これからストーリーも大きく動いていくのでしょうか。

白鳥::そうですね。次回からはクライマックスに向けて動き出します。ユーザーさんの中には、ハルトとの関係を少しでも長く続けようと、エピソードごとの最後の面会を暖めている方もいるようです。そのような声を聞くと、とても嬉しく思います。それと、意外にも男性からの好評もいただいています。メインは「恋愛」ですが、派手な世界観ではなくサスペンス要素もあったりするので男性でも入りやすいのではないかなと。

――これからの展開について、計画していることはあるのでしょうか。

白鳥::まずは18日のステージにて、新たに「アオイ篇」を発表させていただきました。その他の展開についてはユーザーさんの声次第、でしょうか。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

白鳥::ハルトとの恋を楽しんでいただき、キュンとするようなリアルな恋愛をぜひ体感してください!

――本日はありがとうございました。

最終更新:9月19日(月)13時20分

インサイド

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。