ここから本文です

拡散速度は新幹線並? Twitterで2万RTされて見えた世界

ITmedia Mobile 9/19(月) 6:10配信

 以前、連載勝手に図解!オタクの世界にて、Twitterでツイートがバズる仕組みを書きました。

【2万RTされた画像】

 そのときに、「フォロワーの数に関係なく、誰でもバズる可能性を秘めている」とお話ししましたが、ついに筆者にもバブルが到来しました。タワシに関するツイートでバズったので、名付けて「タワシバブル」です。

 「台所のタワシから芽が生えていた」という場面を写真に撮って投稿したところ、2万RT(リツイート)を超える大バズになりました。こんなの初めてだ……。

 日常で起こりそうで起こらない、「現実的だけど非現実的」というあるあるが、みんなの心に響いたのか……? それとも投稿した日は殺伐としたニュースが多かったのでしょうか。

 こんなしょうもない投稿に対して「今日いちでほっこりしました!」なんて温かい言葉を頂くことも。そしてこの投稿のバズにより、以前自分で書いた記事の内容は正しかったと自分で再確認できました。

 いったん投稿がバズると、大体の人たちは回ってきたツイートと写真を見て、呼吸をするかのごとく拡散してくださります。発芽タワシの投稿後、芽の正体について恐らくはチアシードだと言及したのですが、かいわれか豆苗かと大量のリプライをもらいました。まぁ、みんな自分のところに回ってきたやつしか見ないよね……。

 でも、自分の他の投稿を見てくれる人もいて、中には全然違う他の投稿を拡散してくれる方もいました。しかし、大体の人たちにとっては「フォロワーさんが拡散したとあるネタツイート」の1つでしかなく、その投稿の後ろの人格が失われる感じです。引用リプでネガティブなコメントを受け取ることもありました。意外と知らない人いるけど、公開アカウントでの「引用リプ」は本人に直接通知がいくから注意ですよ……!

●「2万RT」で見える世界

 それでは、投稿のデータについて細かく見ていきます。2.1万RTとは、2.1万人の人が自分の投稿を拡散してくれたということで、投稿のインプレッションとは、ユーザーがTwitterでこのツイートを見た回数のことです。

 2.1万RTでのインプレッションは、200万弱でした。以前4300RTされたときのインプレッションは、約46万。拡散数と比例してインプレッション数も増えているのが分かります。

 Yahoo!リアルタイム検索の結果も見てみましょう。Yahoo!リアルタイム検索のつぶやきピックアップにも取り上げられており、投稿日である23日頃にツイート数が格段に上がっているのが分かります。

 ツイートがバズるとメディアからの掲載依頼も多そうと思われがちですが、私の場合は先制するため、「ねとらぼ」にて自ら記事化しています。それでも、自分で把握している範囲で5つのメディアでツイートが紹介されていました。

●通知欄が大変なことになる前に

 「○○さんがいいねしました」「リツイートしました」とスマホのTwitterのアプリは通知してくれるのですが、その通知は15人ごと。次々来る通知は、つい面白くて夢中で見てしまうんですよね。これが承認欲求。

 15人より増えると、1、2、3……と通知の数が増えていくのですが、20以降は「20+」と表現されます。これは初めて知りました……!

 「通知大変だったでしょ?」と言われますが、筆者は常に通知をオフしているので全く支障がなく、快適に過ごせました。投稿がバズの軌道にのったら速やかに「通知オフ」にすることをおすすめします。

●拡散速度はまるで新幹線

 タワシ発芽の投稿は、学生層の拡散が多く見受けられました(学生層はプロフィールに「○小→○中→○高」とか書いてあるので分かりやすい)。これは以前、昔のアニメ(ハイスクール!奇面組)に関するツイートがバズったときには見られなかった現象でした。

 昔のツイートがバズったときは、「ハイスクール奇面組!クラスタ」→「ハイスクール奇面組!を懐かしいと思う人たち」→「ドラゴンボールなどちょっと昔のマンガクラスタ」→「何故かベイスターズクラスタ」というように、明確に「今どのクラスタを通過しているか」が分かり、また拡散速度でどの方が「クラスタの中のインフルエンサー」かが分かりました。

 「クラスタの中のインフルエンサー」が拡散してくれたら、ちょっと拡散速度が上がります。そして、落ち着いてきた頃に他のインフルエンサーに拡散されて速度を上げる……というのを繰り返すので、投稿と一緒に各駅停車でTwitterランドを旅している感じがありました。

 さて、発芽タワシに関しては大量のインフルエンサーが一気に拡散してくださっていたので、こちらではとても把握しきれず、新幹線に乗っているようでした。あまりの拡散速度に新幹線の窓から、ちりぢりになって遠くに見えるクラスタたちが見えた……。

●ライターとは、自分の身に起こったことをネタにしつくす悲しい生き物

 いま一度、ツイートがバズってしまったときのアドバイスをまとめます。

・投稿がバズったら通知オフを推奨
・想像以上にツイートがいろんな人に見られている(RT数の約100倍)という意識が大事

 筆者も、リアルの友人から「タワシ投稿の写メが送られてくる」ということがあり、大変驚きました。あと、大体の人は回ってきた投稿しか見ないので、そこを深堀りして他の投稿も見ようとする人はネットの仕事に向いているかもしれません。

 自分に起こった経験を、バブルがはじけるまでネタにしつくすWebライターという悲しい生き物よ。分かってください、これがWebライターなんです。

 「ライターって、自分を切り売りして書いている感じがある」と言った筆者に対する、先輩ライターの「切り売りするものがあるうちはまだ大丈夫。これがなくなったら……」という恐ろしい一言にすべてが集約されていると思います。

 そんなわけで、タワシを最大限活用すべく最終的にはタワシを御神体としたバズに御利益がある発芽タワシ神社を作り上げてみたいですね。もしかしたら企画を成功させたい広告代理店の人とか来るんじゃないか……? 作ってないけど参拝者募集です。

最終更新:9/19(月) 6:10

ITmedia Mobile