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新見産ワインに期待 ワイナリー落成、来春にも誕生

産経新聞 9月19日(月)7時55分配信

 新見市から「ワイン特区」に認定され、ワイン生産・販売に取り組む「tetta(テッタ)」=同市哲多町矢戸、高橋竜太社長(39)=が同所に整備していたワイナリー(ワイン生産施設)が完成し、18日、落成式が行われた。これまで醸造は県外に委託していたが、早ければ来春にも生粋の新見産ワインが誕生する。

 施設は標高約400メートルの高台に位置し、鉄筋コンクリート建て地上1階、地下1階(延べ床面積約470平方メートル)。地下には少量生産の企画商品にも対応できるように、50~2千リットルと大小の発酵用タンク38基や熟成庫などを設けている。

 すでに今年収穫されたブドウでの仕込み作業が始まっている。1階部分はショップで、10月からカフェがオープンする。

 かつて建設業者だった高橋社長が平成21年、耕作放棄地対策としてベンチャー企業を設立し、ワイン用ブドウの栽培をスタート。現在は生食用も含め、約6ヘクタールで約8千本(約20種類)を栽培している。今後は作付け量を4ヘクタール追加し、年間約4万5千本の生産を目指す。

 同所は石灰地質で、高橋社長は「(土壌に)ミネラル分があり、『当社ならではのワインが必ず造れる』と信じ、地元の方々と努力し、人の集まる仕掛けも考えたい」と話していた。

最終更新:9月19日(月)7時55分

産経新聞