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“サガ”新作、「サガ スカーレットグレイス」キャラクターやバトルなどが明らかに!

Impress Watch 9月19日(月)15時9分配信

 スクウェア・エニックスは12月15日に発売する「サガ スカーレットグレイス」の紹介をするステージを、東京ゲームショー2016にて開催した。

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 司会にはラジオ「スターラジオーシャン」から「サガ」好きで知られる声優の中村悠一さん。壇上にはシリーズのゲームデザイン/シナリオを手掛ける河津秋敏氏、作曲の伊藤賢治氏、プロデューサーの市川正統氏と開発の主だったメンバーが並び、基本的なことから突っ込んだ質問まで言及する満足感の高いステージとなった。

 まずは1番気になる発売日について。12月15日の発売について市川氏は「あとは河津さんのバグだけなので、河津さんがバグを取りきったら出ます。取り切れると思います」とうれしい報せをもたらす。

【「サガ スカーレット グレイス」TRAILER Vol.3】

 今作について、「ゲームの全貌は河津さんの頭の中にあって、出来上がって来るにつれてようやく我々も全貌が見えてきました」という市川氏。

 トレーラームービーを鑑賞した中村さんからは「ムービーで出てこなかったんですがダンジョンのシーンは無いんですか?」という質問が。「今回はRPGというものを再構成するにあたって必要のない要素は切り捨てるということで、ダンジョンとワールドマップどちらが必要か、ダンジョンだけでやることも考えたんですが、途中からワールドマップだけでやることに決めました」と答える河津氏。

 また発表された主人公たちが陶芸家や貴族の令嬢といった異色の面子であることも含めて、市川氏は「これは河津さんの挑戦状だと思います。JRPGっぽくないと思ってもやってみたら面白いじゃんと、俺たちの思ってたJRPGってなんだろうという感じのゲームになっています」と太鼓判を押した。

【異色のキャラクターたち】

 キャラクターの紹介の次はいよいよ実機プレイ。市川氏が裏手に回ってゲームをプレイし、河津氏が解説を担当する。実機プレイの様子を画像と共にお届けしよう。

【個性豊かな仲間たち】

 主人公はレオナルド。パーティメンバーは最初からいて、恋人(?)エリザベートとそのお付の面々たちという異色のメンバー構成。河津氏によるとリーダーはエリザベートらしい。

【フィールドマップ】

 フィールドマップを歩き回ると、目的地のシンボルがポップアップしてくる。シンボルはイベントや街のコマンドが出る場所や、モンスターとバトルする場所、ちょっとしたイベントが起こる場所まで様々だが、ダンジョンマップに移行したりシリーズ恒例のシンボルエンカウントは無い。進行度によって隠れているシンボルなどもあるようだ。

【バトル準備】

 特定の目的地シンボルに入るとバトルが発生する。最初から難易度が表示されており、個別ターン制で行動順や敵の行動もわかるようになっている。中村さんは「(今までのサガと比べて)優しすぎませんか?」というが、市川氏に言わせれば「わかっててギリギリなので、優しくはない」らしい。河津氏によれば「今回はすべて先に情報を渡して、プレーヤーがそれに対してどう動くか、という形にしています」とのこと。

【バトル】

 「最近はバトルがサクサク進むことをどのゲームも謳っていますが、本作は全くサクサクしていません」と河津氏。パーティ共有の行動コスト管理や、行動順が見えることによる防御などの駆け引き、行動順によって発動しやすくなる連撃など、戦略的な緊張感はまさに「ほとんどがボス戦(市川氏)」といった感じだ。ちなみに、気になる戦闘BGMは戦闘準備画面、戦闘曲で異なり、さらに主人公によっても異なるらしい。

【ストーリー】

 農民の青年・レオナルドの目的は伝説の都「アイ・ハヌム」を探すこと。比較的自由度の高いキャラクターということで、プレイの様子も諸国漫遊の旅といった風に見える。「レオナルドは全然戦わずに進めることもできます(河津氏)」。これがバルムンテなどになると目的を持ってシリアスな旅になるようだ。ちなみにセリフはすべて河津氏が書いているということで、安心の河津節が楽しめる。

【仲間】

 「仲間になるキャラクターは70人ぐらい。今回仲間にする上限は無いので自由にパーティを入れ替えられますが、戦闘でLPが減って戦闘パーティから外すとだんだん回復していくので、強いからといってずっと使ってると肝心なときに使えなくなります。LP管理も重要なポイントになってます(河津氏)」。

【ワールドマップ】

 ストーリーが進行するとマップも変わっていくギミックがあり、こうしたフィールドマップが20以上の州に別れて存在する。「変化を全部のマップで探すだけでも大変そうですね」という中村さんに、「今回一応ガイドは厚めにつけています。プレイ時間は自分としては主人公ひとりにつき20時間ぐらいにしたいんですけど、テストプレイでは50時間かかっているようです」と河津氏。

【鍛冶】

 バトルができるポイントでは、ドロップアイテムも表示される。こうしたドロップアイテムは多くが「素材」として「鍛冶」によって装備を強化する材料になる。技が設定されている武器もあるので、気に入った武器は強化して使い続ける手もありそうだ。「直接アクセサリーなど装備を落とす敵もいます(河津氏)」

 最後に発売に向けての挨拶では、「SAGAが戻ってきました! このメンバーが集まってゲームを作れるのはユーザーとして夢だったので、本当にワクワクしています(市川氏)」、「音楽の方でも本編とオーケストラの方も盛り上げていきたいと思っています。ご期待ください(伊藤氏)」、「実機が飛ばなくてよかったです。というのは冗談ですが、もう少し頑張って中身を良くしていきたいと思っているので12月をお待ちください!(河津氏)」と意気込みを語った。

GAME Watch,大用尚宏(クリエンタ)

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最終更新:9月28日(水)11時45分

Impress Watch

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。