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ソフトバンク・バンデンハーク復活152キロ7勝目

日刊スポーツ 9月19日(月)7時58分配信

<ソフトバンク8-5オリックス>◇18日◇ヤフオクドーム

 首位を守る以上に大きな1勝だ。ソフトバンクが4連勝で、2位日本ハムとの0・5ゲーム差を保った。蓄積疲労と首痛などで長期離脱していたリック・バンデンハーク投手(31)が約3カ月半ぶりに復帰し、6回を2失点と好投。5月以来の白星となる7勝目。し烈な優勝争いの中、貴重な戦力が戻ってきた。今日19日にソフトバンクが勝ち、日本ハムが負ければマジック8が点灯する。

【写真】ソフトバンク・バンデンハーク復帰星「幸せ…満足」

 3連覇に向けたラストスパートに、頼れる男が帰ってきた。バンデンハークが復帰戦で6回2失点と好投した。最速152キロの直球も健在で、5月24日オリックス戦以来の7勝目を挙げた。

 「自分が投げた試合で勝ててうれしい。ここまで戻ってくるまでは長い旅のように感じたが、みなと野球ができることが幸せだったし、満足している」

 1回先頭の糸井に左前打を浴びたが、当たっている吉田正を空振り三振に抑えるなど後続をピシャリ。その裏に3点の援護をもらい加速した。3回、6回に1点ずつ失ったが、100球程度で5回を投げる予定を上回り、6回を91球でまとめた。昨季の来日初登板から14連勝を飾った安定感のまま戦列に戻ってきた。

 体の状態が上がらず、6月1日に出場選手登録を抹消されてからは、苦悩の日々。疲労の原因が分からず、わざわざ関東地方の病院を訪れたこともあった。6月中旬にブルペン投球を再開した直後には、首痛を発症。再び投球練習ができたのは7月下旬だった。休日にはアナ夫人と福岡近郊のドライブに出かけるなどリフレッシュし、前向きな気持ちを持ち続けた。

 工藤監督もバンデンハークの復帰を待ち望んでいた。通常、リハビリ組から1軍を目指す先発投手には、2軍で100球程度の球数をクリアさせ、問題がないことを確認してから昇格させている。バンデンハークは1週間、早めた。「100球投げると、(昇格が)1回遅れる。状態は悪くないから、上で投げてもらったほうが姿も見られる」。2位日本ハムとのデッドヒートで、信頼度の高い助っ人右腕には1日も早い復帰を願っていた。

 今後も体に問題がなければ先発ローテーションに加わることは確実。日本ハムも負けないため、優勝マジック再点灯とはならないが、助っ人右腕の復帰はチームにとって何よりの朗報だ。【福岡吉央】

最終更新:9月19日(月)10時12分

日刊スポーツ

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