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日本ハム 涌井攻略を喜んでいられないワケ

東スポWeb 9月19日(月)16時42分配信

 首位・ソフトバンクを0・5ゲーム差で追う2位・日本ハムが、18日のロッテ戦(札幌ドーム)に4―2で勝ち、ソフトバンクのマジック点灯を阻止した。

 この日は今季0勝2敗、防御率1・29と苦手だった相手先発・涌井から、大谷の適時打など7回で4点を奪い攻略。試合後、ロッテの伊東監督は「間合いが長いしテンポが悪い」と涌井を酷評した。

 だが一方の栗山監督は「涌井はここ一番でモチベーションが上がるところがある。涌井に勝ったと思っていない」と警戒を解かなかった。というのも、これまで涌井には苦い思いをさせられたから。昨年のCSファーストステージで1勝1敗で迎えた第3戦で、涌井に7回途中1失点と好投され1―2で敗れると今年の開幕戦でも7回無失点で敗れた。

 今季もこのまま2位で終われば、ファーストステージでロッテとぶつかる。本紙評論家の得津高宏氏が「今日の涌井はこれまでと違い、内角をほとんど攻めていない。捕手がいつもの田村ではなく、金沢だったのですから配球が違うのも当然で、今日勝ったといっても、額面通りには受け止められない。短期決戦での戦いを見越した『伊東のタヌキ』の可能性が極めて高いと思いますよ」と指摘したように、手の内隠しの可能性が高いという。

 早々と3位が濃厚となったことで伊東監督はデスパイネら主力選手を休ませるなど、CSに向けた布石を次々と打っている。

 伊東監督の手のひらに乗せられないためにも、逆転優勝を決めたいところだが…。

最終更新:9月19日(月)18時13分

東スポWeb