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全方位的な対北制裁と圧力強化で一致=韓日外相

聯合ニュース 9月19日(月)14時30分配信

【ソウル聯合ニュース】国連総会に出席するため、米ニューヨークを訪問中の韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と岸田文雄外相は18日午後(日本時間19日午前)に会談し、北朝鮮の5回目の核実験に対応し、全方位的な対北朝鮮制裁と圧力強化を積極的に模索することで一致した。韓国外交部が明らかにした。

 両氏は北朝鮮が国際社会の度重なる警告にもかかわらず、今年2回の核実験を強行したほか、各種弾道ミサイルを発射するなど以前より頻繁に過激な挑発によって緊張を高めていることについて懸念を表明。韓米日の3カ国連携を強化するとともに、中国やロシアを含む国際社会と協力し、国連安全保障理事会の新たな北朝鮮制裁決議などの措置が取られるよう取り組んでいくことで一致した。

 また、北朝鮮の5回目の核実験後、両国首脳と外相が速やかにそれぞれ電話会談を行うなど、緊密に連携していることを評価した。

 会談では北朝鮮核問題への対応の延長線として、安全保障協力問題に関して意見を交換したもようだ。日本側は防衛情報共有の協力問題について関心を示したとされる。軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結を念頭に置いているようだ。ただ、韓国側は「国会と国民の十分な理解と協力が必要」という従来の立場をあたらめて示したとされる。

 両氏は旧日本軍の慰安婦問題をめぐる昨年末の合意の着実な履行、年内に東京で開催される見通しの韓日中の3カ国首脳会談などについても意見交換したという。

 日本側は慰安婦被害者を支援するために韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」に10億円を拠出しており、在韓日本大使館前の慰安婦被害者を象徴する少女像の移転問題についても触れたとみられるが、韓国外交部は同問題について言及しなかった。

最終更新:9月19日(月)14時39分

聯合ニュース