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『イタリアダービー』制したのはインテル!エースの活躍でユヴェントスを撃破…長友は出場なし/セリエA第4節

GOAL 9月19日(月)2時59分配信

セリエA第4節が18日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテル・ミラノはユヴェントスと対戦し、2-1で勝利した。

シーズン序盤に実現した『イタリアダービー』。インテルの本拠地サン・シーロには、チームを後押しすべく大勢のサポーター、そしてディエゴ・ミリート、ワルテル・サムエル、マルコ・マテラッツィなどインテルの栄光時代を識るOBが駆けつけた。

ホームのインテルは、開幕戦でキエーヴォに2-0で敗北すると、続くパレルモ戦では引分け。昇格組のペスカーラには勝利したものの、格下相手に勝点を取りこぼした。ヨーロッパリーグでも無名のチームに完敗し、調子は万全とは言い難い。さらに、ユヴェントスとは相性が悪くここ4年間は公式戦で勝利が無い。

今季から指揮を執るフランク・デ・ブール監督に対し、早くも解任説が浮上するさなか迎えたこの大一番。指揮官は人材難に苦しむサイドバックにDF長友佑都ではなく、DFダニーロ・ダンブロージオとDFダビデ・サントンをピッチに送り出す。対するユヴェントスは、開幕から全勝と好調を維持。好スタートの原動力FWゴンサロ・イグアインはこの日ベンチスタート。FWマリオ・マンジュキッチが代わりに先発に名を連ねた。

先日死去したカルロ・アゼリオ・チャンピ元イタリア大統領へ捧げる黙祷の後、キックオフの笛が吹かれると、静寂なスタジアムは一転、ダービーらしい緊張感と熱気に包まれピッチは激しい戦場と化した。

最初にチャンスを迎えたのはユヴェントス。2分、守備陣の裏に抜け出したMFサミ・ケディラがGKサミ・ハンダノビッチとの1対1を迎えるも、これはオフサイド。

その後も一進一退の攻防となり、中々両軍ともに決定機までには至らない。24分、インテルはMFジョアン・マリオからボールを受けたエデルが反転しミドルシュート。だがこれはGKジャンルイジ・ブッフォンが守るゴールを脅かすに至らない。

その直後、ユヴェントスにアクシデントが発生。メフディ・ベナティアが負傷し、代わりにアンドレア・バルザーリが急遽出場する。そのユヴェントスは34分、FWパウロ・ディバラから左サイドにいたアレックス・サンドロに大きくサイドチェンジ。そのサンドロは、中央のケディラにボールを送るもこれも合わない。37分にはMFミラレム・ピヤニッチがミドルレンジから狙うも、これはゴール左に逸れていく。だが結局、両軍ともにスコアレスで緊迫した前半を終える。

前半の余韻を残したまま、後半を迎えるも両軍ともにベンチに動きは無し。試合は高いインテンシティを保ったまま、互いにボールを相手陣内に運ぶも決定的なチャンスを迎えることができない。

膠着する試合の流れを最初に打ち破ったのはユヴェントスだった。66分、サンドロが左サイドでDFを振り切り中央にクロスを送ると、後方から走り込んだDFシュテファン・リヒトシュタイナーがボールを押し込む。チャンピオンズリーグの登録メンバーから外れているリヒトシュタイナーが日頃の鬱憤を晴らした。

だが、これで終わらないのがイタリアダービー。静かになったサン・シーロから大きな歓声が湧いたのは68分、エベル・バネガの正確な左クロスに合わせたのはエース、マウロ・イカルディが高い打点のヘディングを叩き込む。さらに、ここが勝負所とデ・ブール監督はすかさずFWイヴァン・ペリシッチを投入、対するユヴェントスもマンジュキッチに代わりイグアインをピッチへ送り出す。

交代策が功を奏したのはインテルだった。78分、エリア内に侵入したイカルディが振り向きざまに、斜め後方に走り込んできたペリシッチに浮き球のボールを送ると、ペリシッチがこれを頭で叩き込み追加点を奪う。

追いつきたいユヴェントスは80分、DFのジョルジョ・キエッリーニを下げ、アタッカーのマルコ・ピアツァを投入する。90分には、バネガが2枚目のイエローカードで退場し、インテルは一人少ない状況に。さらにアディショナルタイム、ケディラにビッグチャンスが訪れるも、このままインテルが逃げ切り2-1で勝利。約4年ぶりにユヴェントス相手に白星を得た。

■試合結果

インテル 2-1 ユヴェントス

■得点者

インテル:イカルディ(68分)、ペリシッチ(78分)

ユヴェントス:リヒトシュタイナー(66分)

GOAL

最終更新:9月19日(月)3時1分

GOAL

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