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タカ首位ガッチリ!V争いこれで“万全ハーク”復活7勝

サンケイスポーツ 9月19日(月)7時0分配信

 (パ・リーグ、ソフトバンク8-5オリックス、24回戦、ソフトバンク14勝10敗、18日、ヤフオクD)一回から次々と表示される150キロ台の球速にベンチもファンも安心した。優勝争いの佳境で、ソフトバンク・バンデンハークが帰ってきた。

 「ここに戻ってくるまでが長い旅のようだったよ。またみんなと野球ができて幸せだった」

 一回無死二塁も、宗と吉田正を連続三振。最速152キロの直球、変化球も無難に制球した。91球で6回6安打2失点。5月31日の中日戦(ヤフオクD)以来、3カ月半ぶりの1軍マウンドで7勝目を挙げた。

 本来のエース格は疲労蓄積で6月1日に離脱した。回復のための短期と思われたが、首痛などで長引いた。2軍戦は今月9日のウエスタン・オリックス戦(筑後)の5回72球が最多だ。工藤監督は「(2軍で)100球を投げてからだと、もう1週間遅れていた」と1軍登板を優先。“見切り発車”の危険も、助っ人は「5回くらいと思っていた」という指揮官の期待を上回った。

 「けがをしても『できることをしよう』とポジティブになれる環境を整えてくれた。リハビリスタッフも妻もね」

 切迫したチーム状況が気になる思いを抑え、自分の仕事に集中した。筑後の2軍施設までは、博多-筑後船小屋間を新幹線(片道24分)で通勤した。「リハビリもあるし、電車に乗り遅れたらいけないし」。試合経過を横目に1時間に1本の電車を捕まえる毎日だったが、好投でチームを4連勝に導き、0・5ゲーム差の首位を死守。優勝へのマジックナンバーに王手をかけている状況を保った。

 「去年は優勝を味わってすばらしい経験をした。同じ経験をもう一度したいね」

 先発では和田が左肘に張りを抱える。リリーフも厳しい状態だが、助っ人の復帰で東浜を中継ぎに回すこともできた。日本ハムとの我慢比べに、頼もしい1枚が加わった。

最終更新:9月19日(月)7時0分

サンケイスポーツ