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<北区に住もうよ>若者の定住促進へ ポスターでPR 東京

毎日新聞 9月19日(月)12時0分配信

 子育て中の世帯や若者の定住を促そうと、東京都北区はインパクトのあるイラストで「北区に住もうよ!!!」と訴えるポスター8種類2000枚を作製した。区の名所や魅力を書き添え、住みやすさをアピールしている。区内や近隣の駅構内、区施設で掲示しており、区民の定住とともに周辺住民の呼び込みも図る。

 イラストは、区内在住でエッセーマンガ「東京都北区赤羽」の作者、清野(せいの)とおるさんが描いた。男性が笑顔や真剣な表情で「北区に住めばいいんじゃん!!!」「北区に住もうよ!!!」と呼びかける。B1判のサイズで、交通の便のよさや飛鳥山公園をはじめとする桜の名所があること、子育て支援の充実などをアピールポイントとして盛り込んでいる。

 北区の人口は1日現在で34万4237人。今年1月現在で65歳以上の割合を示す高齢化率は25.6%で、23区で最も高かった。人口は増えているものの、将来的には子どもや15~64歳の生産年齢人口の減少が見込まれる。また、区が首都圏で実施した調査で、北区の認知度は「名前を聞いたことがある」程度の漠然とした回答が74%を占めた。

 こうした状況を受けて区は3月、シティープロモーション方針を策定。ブランドメッセージ「住めば、北区東京。」を打ち出した。子育て世代や若者に焦点を当て、広報紙などでもメッセージを前面に出して知名度とイメージの向上を目指している。

 清野さんはポスター制作に当たり「今の自分があるのは北区のおかげ。生まれ変わっても北区に住みたい」とコメントを寄せた。今月5日から順次、区内や近隣の駅構内、区施設で掲示を始めているが、区内の商店街などでも新たに張り出す動きがあるという。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で話題になるなど、区広報課は「ターゲットとする層に届いていると思う」と手応えを語る。

 駅での掲示は板橋駅などで22日まで。ポスターの画像データは区のサイト(http://www.city.kita.tokyo.jp)からも入手できる。【五味香織】

最終更新:9月19日(月)12時14分

毎日新聞