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済州島で中国人の犯罪増加 ビザなし廃止の声高まる=韓国

聯合ニュース 9月19日(月)17時44分配信

【済州聯合ニュース】韓国の済州島で60代の女性が中国人に刃物で切られ死亡する事件が発生するなど、中国人による凶悪犯罪が相次いでいることを受け、中国人観光客に対するビザ免除制度の廃止を求める動きがインターネットを中心に広がっている。

 済州島では2000年代から外国人に対するビザ免除制度を実施している。中国人は韓国のほかの地域への入国にはビザが必要だが、済州島については一定期間内の滞在なら不要だ。

 韓国の大手ポータルサイト、DAUM(ダウム)のあるユーザーは18日から「観光収入よりも国民の安全を優先するべき」と訴えながら、ネット上でビザ免除制度の廃止を求める署名を集めている。同ユーザーは署名活動を始めた理由について、「中国人観光客をビザなしで入国させていることで、韓国の観光資源である済州島が無法地帯になって久しい」と主張する。

 賛同者1万人を集めることを目標に始められた活動には開始から8時間で1720人の署名が集まった。

 署名を行ったあるネットユーザーは「癒やしを求めて済州島に行くのに、行ってみると中国に来たと思うほどだった」と書き込んだ。別のユーザーは「ビザを復活させ、徹底的に管理すべき」「治安を優先してほしい」などという声を上げた。

 済州島では17日に、60代の女性が中国人の男に刃物で胸や腹などを刺され死亡する事件が起こった。12日には中国人観光客が飲食店の女性オーナーや客などを殴る事件が発生。中国人5人が逮捕された。

 中国人観光客による凶悪事件が相次ぎ、済州島では住民らが不安を訴えている。

 済州地方警察庁によると、今年に入ってから7月末までに管内で犯罪を犯した外国人347人のうち、69.2%に当たる240人が中国人だった。特に殺人や強姦(ごうかん)などの凶悪犯罪のほとんどが中国人によるものであることが明らかになり、住民は不安を募らせている。

最終更新:9月19日(月)18時35分

聯合ニュース