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シンハライトV、重で33秒7異次元の脚/ローズS

日刊スポーツ 9月19日(月)9時23分配信

<ローズS>◇18日=阪神◇G2◇芝1800メートル◇3歳牝◇出走15頭

 樫の女王が快勝! 単勝1・6倍、断トツの1番人気に支持されたオークス馬シンハライト(牝3、石坂)が差し切りVで、前哨戦を制した。重馬場で他馬とは異次元の上がり33秒7の脚を繰り出し、逃げたクロコスミアを鼻差差し切った。桜花賞馬ジュエラー(11着)を退け、ラスト1冠を目指す秋華賞(G1、芝2000メートル、10月16日=京都)へ、はずみをつけた。

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 秋華賞の主役を不動のものにした。「3コーナーで取りたかったポジションを他の馬に取られて、1列後ろになった」と池添騎手。前残りの重馬場で想定外の後ろの位置取り。それでも最後は異次元の脚を繰り出した。上がり3ハロン33秒7はこの日、阪神の芝6鞍で最速。池添は「直線は少しもたもたしたけど、エンジンがかかってからはいい反応。坂を上ったくらいでかわせると思った。強かったです」と愛馬の底力を再認識した。

 着差は鼻。これまでのキャリアでも新馬戦以外はいつも接戦だ。池添騎手は「あそこまでぎりぎりだと思わなかった。もう少し差があるかと」と苦笑いし、石坂師も「ひやひやした。かわすところがゴールだったから負けたんじゃないかと思った」と振り返る。それでも内容が濃いことに変わりない。今回はオークス以来の久々のレース。プラス14キロと体を増やしての出走だった。「オークスの時は輸送もあったし、ぎりぎりだった。リフレッシュして今回の体に戻った分と成長分」と師は説明する。さらに重馬場の適性も不透明だったが、鞍上は「(馬場は)大丈夫でした」と話した。

 6戦5勝。桜花賞で唯一の黒星を喫したジュエラーとの再対決も注目が集まっていた。骨折休養明けだったライバルを退け、3歳牝馬最後のタイトル、秋華賞へこれ以上ない前哨戦。昨年のタッチングスピーチに続き、ローズSを制した石坂師も「本番が楽しみになった」と力強く話した。夏を越え、たくましさも強さも増したシンハが、3歳女王の座へ力強く前進した。【辻敦子】

最終更新:9月19日(月)14時50分

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