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ディーマジェスティ2冠へ好発進/セントライト記念

日刊スポーツ 9月19日(月)9時23分配信

<セントライト記念>◇18日=中山◇G2◇芝2200メートル◇3歳◇出走12頭

 1・4倍の断然人気に推された皐月賞馬ディーマジェスティ(牡、二ノ宮)が完勝で秋初戦を飾った。勝ちタイムは2分13秒1。他馬を待って追い出す“横綱競馬”で菊花賞(G1、芝3000メートル、10月23日=京都)へ態勢は盤石だ。蛯名正義騎手(47)は単独最多の同レース5勝目。内から迫った2着ゼーヴィント(牡、木村)、3着プロディガルサン(牡、国枝)が菊花賞の出走権を獲得した。

【写真】2番人気ゼーヴィントが2着/セントライト記念

 着差以上に強かった。残り600メートルからペースアップ。後方4番手にいたディーマジェスティが加速を始めた。馬なりで、少しずつ。「出来るだけ、馬にダメージがないように」(蛯名騎手)。あくまで次を見据えたからこそだ。直線も他馬の仕掛けを待ち、動いたのは残り150メートル地点。先に仕掛けた3着プロディガルサンを一気に突き放し、内で懸命にすがるゼーヴィントを振り切った。「外を回る競馬にはなったけど、馬も耐えてくれた」。力差を見せつける勝ちっぷりを誇った。

 2冠達成を逃したダービー3着のショックを振り払った。週末の追い切りを1本パスするなど、体調が万全とは言い難かった。しかし今回は違う。二ノ宮師は「ダービーの時より、ずっとやりやすかった」と言う。休養を挟み、心身が回復。函館入厩から、狂いなく調整が進んだ。「体の芯がしっかりした。体、特にトモができつつある」。春以上のたくましさが、秋初戦の完勝をもたらした。

 3冠最終戦へと堂々と歩を進める。ダービー馬マカヒキが凱旋門賞に挑むため、主役として臨む。折り合いに不安なく、鞍上もかねて「3000メートルは全然心配していない」と話していた。負けられない前哨戦をものにした今、「とにかく順調に本番を迎えられたら」。皐月賞馬が、2冠達成へ大きく前進した。【柏山自夢】

 ◆単勝1倍台の東西重賞勝利 単勝1・4倍のディーマジェスティがセントライト記念を、同1・6倍のシンハライトがローズSを勝利と、東西の重賞を断トツの人気馬が制した。これはJRA平地重賞では06年4月8日、阪神牝馬Sを1・7倍のラインクラフト、ニュージーランドTを1・9倍のマイネルスケルツィが勝って以来10年ぶり。

 ◆蛯名騎手のセントライト記念V 03年ヴィータローザ(3番人気)09年ナカヤマフェスタ(2番人気)12年フェノーメノ(1番人気)14年イスラボニータ(1番人気)に続き5勝目で4勝で並んでいた郷原洋行、加賀武見、北村宏司を上回り最多。

最終更新:9月19日(月)11時5分

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