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北の核攻撃が差し迫れば先制攻撃 韓米が段階別抑止戦略公開

聯合ニュース 9/19(月) 19:39配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核兵器使用が差し迫っていると判断された際に、韓国と米国が精密に誘導できるミサイルなどで北朝鮮の核兵器発射施設を先制攻撃する案が推進される。韓国青瓦台(大統領府)と軍当局の関係者が19日明らかにした。

 青瓦台などによると、韓米両国は先ごろ行われた協議で、北朝鮮の核攻撃を威嚇、切迫、使用の3段階に分け、それぞれの段階に応じた抑止戦略を実際の作戦として実行することで一致したという。

 韓米両国は北朝鮮が5回目の核実験を実施したことにより、核の脅威が現実化したと判断。これまでは対応策を話し合う拡大抑止手段机上演習(TTX)などの戦略を実行につなげるもので、来月開かれる韓米定例安保協議(SCM)では3段階抑止戦略の具体化を議論する見通しだ。

 韓国の政府当局者は聯合ニュースの取材に対し、「北の核能力は実際的で現実的なものであり、現在の北は核による威嚇と使用切迫の中間段階のレベルまで来ていると判断される」との考えを明らかにした。また「これに伴い、韓米両国は最近の協議を経て、3段階に合わせた抑止戦略を実際の状況に適用して本格的に稼動させることで意見を一致させた」とした上で、「来月のSCMで抑止戦略をさらに具体化することについて議論することになるだろう」と話した。

 3段階戦略によると、韓米両国は北朝鮮が核使用で威嚇する1段階では戦略爆撃機や弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦など、米国の核戦力と通常兵器を朝鮮半島やその周辺地域に展開し、弾道ミサイルの防衛設備などを追加配備することになる。

 北朝鮮の核兵器使用が切迫していると判断される2段階では精密攻撃が可能な誘導ミサイルなどで北朝鮮の核戦力を先制攻撃し、米国の核戦力で北朝鮮の核戦力を攻撃するための準備に入る。また米国は核戦力の準備態勢強化を発表する。

 北朝鮮が核兵器を使用する3段階では韓米両国が断固たる対応措置を取ることになる。

 韓米両国が用意した段階別戦略の具体的な内容が公開されたのは今回が初めて。

 両国はまた、来月開かれるSCMで3段階の抑止戦略を再度確認し、内容をさらに具体化することを決めた。具体化された3段階戦略は作戦計画に反映され、実戦での使用につながる見通しだ。

最終更新:9/19(月) 19:46

聯合ニュース

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