ここから本文です

ボルダリング野中が銀、最終難課題「死ぬ気で」完登

日刊スポーツ 9月19日(月)9時54分配信

<スポーツクライミング:世界選手権>◇最終日◇18日◇パリ

 最終日の18日、ボルダリング女子決勝で今季W杯ランキング2位の野中生萌(みほう、19=東京都連盟)が、世界選手権2度目の挑戦で初の表彰台となる銀メダルを獲得した。W杯で4度の年間女王の野口啓代(27=茨城県連盟)は2大会連続の銅メダル。優勝はペトラ・クリングラー(スイス)。

 成長著しい野中が最終課題で底力を見せた。「死ぬ気で登った」。3度目の試技で完登し、3完登でクリングラーと並ぶ。試技数は野中9に対しクリングラー4で及ばずも、6選手中2人しか完登できなかった難コースを攻略した。最後は緑色のホールドにキスをして喜びを表現した。

 惜しかったのは全員失敗した第2課題。野中はゴールに左手をかけて1秒ほど耐え、あとは右手を添えるだけという瞬間に落下した。女子初の金メダルまであとわずかに迫った。「内容は良くなかったけど、結果を残せて良かった」。着実に成長していることを印象づけた。

 W杯ランキング1位コクシー(英国)のケガによる欠場で野中と野口は優勝が期待されていた。それだけに実績のある野口には複雑な銅メダル。「優勝できなくて悔しい。自分の中に引き出しがなかった。いいところも悪いところも全部出た」。最終課題を2回以内の試技で完登すれば優勝を手にしていた。ここぞの場面で攻略できなかったことを悔やんだ。

 ◆野中生萌(のなか・みほう)1997年(平9)5月21日、東京生まれ。父達也さん(51)の登山のトレーニングの一環でクライミングを知る。15歳でリードのW杯日本代表に初選出され、16歳でボルダリングW杯に初参戦。昨年のボルダリング世界ランク3位。日出学園高を今春卒業。名前の生萌は若葉萌(も)える季節にちなんだ。父、母麻衣子さん(49)、姉2人の5人家族。162センチ、53キロ。

最終更新:9月19日(月)9時58分

日刊スポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]