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齊藤工「世界で暴れたい」、高橋一生やリリー・フランキー迎えた監督作の展望述べる

映画ナタリー 9/19(月) 19:16配信

齊藤工名義で監督としても活動する斎藤工。彼の監督最新作「blank13」の発表会が、本日9月19日に東京・上野恩賜公園 不忍池水上音楽堂で行われた。

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「blank13」は、主人公・コウジが、13年前に家を去った父親との空白の時間を追うヒューマンドラマ。イベントには、齊藤と、本作の音楽を担当する金子ノブアキ(RIZE)が登壇した。

マイクを握った齊藤は「監督という響きにいまだに慣れない」とはにかみ、「僕の周りにはあっくん(金子)をはじめ才能が集まっているんです。総合芸術である映画という枠組みの中で、豊かな才能が混じり合う作品を生み出す機会をいただけた」と挨拶。金子は「僕のキャリアの中でもこのような立ち位置で入るのは初めて。裏方として監督を支えていいものを作りたい」と意気込みを述べる。

イベントでは作品のビジュアルも公開。主人公のコウジを高橋一生、その父親をリリー・フランキーが演じることが明らかになり、母親役を神野三鈴が担当することも発表された。配役についてMCから質問を受けた齊藤は「天才が集まってしまった。この人しかいないというキャスティングがすべての役で実現し、僕はそれを一番いい席で見ている感覚です」と自信をのぞかせる。

音楽を金子に依頼した理由を聞かれた齊藤は「RIZEはもちろん好きなんですが、彼のソロワークがしびれるくらいに好きで。同世代であるとか、昔からの知り合いであることをさておいても、1人のアーティスト、クリエーターとして常に意識しています。だからあっくんがこの作品をどう捉えるかにも興味があるし、一緒に作れたら最高じゃないかと思って」と返答。照れくさそうに齊藤の話を聞いていた金子は「『木魚でトランスを作ってくれ』と最初に言われた」とオーダー内容を明かし、「煩悩にちなんでテンポを108にしてみたら、すごくいい曲になった」と裏話を語る。

既に撮影は完了している本作。その現場を齋藤は「優秀な方々が集まっていたので、撮影は本当にスムーズでした」と振り返る。その言葉に、何度か現場に足を運んだという金子は「スムーズだったのは監督によるところが大きい。(完成作品の)ビジョンがしっかりと見えているように感じた」とコメント。続けて「たくちゃん(齋藤)の紹介じゃなきゃ会ってない人がたくさんいる。何かが生まれそうだなという人同士をつなげていくところがある」と齋藤の活動を評した。

公開のスケジュールについて聞かれた齊藤は「来年を予定しているんですが、その前に世界の映画祭で勝負したい」と力強く話し、「去年、ヨーロッパの映画祭に何度か行かせていただいたんですが、海外では観客の反響と興行ランキングは比例しないし、バジェットとかに関係なく届くものがあることがわかった。海外を視野に入れるという気持ちが強くあるし、世界で暴れたい」と展望を述べた。

「blank13」は、映像配信サービス・ひかりTVにおいて、4KおよびHD画質で今冬に配信される予定。

最終更新:9/19(月) 19:16

映画ナタリー

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