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<吃音>清水裕治さん、自作曲で勇気づけ…全国大会閉幕

毎日新聞 9月19日(月)20時3分配信

 埼玉県伊奈町の県民活動総合センターで開かれた「吃音(きつおん)ワークショップ2016in埼玉」は最終日の19日、記念セレモニーやコンサートなどが行われ、フィナーレを迎えた。

 今回は「対話」をテーマに、当事者がさまざまに吃音に関する見解を示し合った。19日の記念セレモニーでは「言友会の未来予想図」と題し、当事者団体が今後の活動のあり方などを議論。会場からは「団体内での世代間対話も必要」「マスコミを通じ、(吃音の)社会的な認知を高めるべきだ」などと多様な意見が出された。

 また、吃音を抱えるシンガー・ソングライター、清水裕治さん=千葉県佐倉市=はコンサートでオリジナル曲などを披露。清水さんはどもりながら「吃音への理解のなさに悩み、自殺を考えたり海外へ逃げようともしたが、歌うことで支えてくれる人も増えた。皆さんも自由に人生を表現してほしい」と呼びかけ、会場を勇気づけた。

 閉幕に当たり参加者たちは、来年大会(開催地未定)での再会を誓い合い、会場を後にした。今大会の実行委員長の鶴岡大佑さん(33)は「全国の吃音当事者と通じ合い、共感することができた」と充実感をにじませた。【遠藤大志】

最終更新:9月19日(月)22時59分

毎日新聞