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台風16号、鹿児島・大隅半島に上陸 今年6個目

朝日新聞デジタル 9月19日(月)19時14分配信

 非常に強い台風16号は20日午前0時過ぎ、鹿児島県の大隅半島に上陸した。気象庁が発表した。気象庁は暴風雨や高波、河川の氾濫(はんらん)や土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。台風の影響で前線が活発化し、交通機関の運休や欠航が相次いだ。

 気象庁によると、台風は20日午前0時現在、佐多岬付近を時速30キロで東北東に進んでいる。中心気圧は945ヘクトパスカルで最大風速は45メートル。上陸は今年6個目で、1年間の上陸数としては1990年と93年に並び2位となった。

 宮崎県日向市では20日午前0時過ぎまでの3時間雨量が212・5ミリ、鹿児島県枕崎市では170ミリに達し、いずれも観測記録を更新した。鹿児島市でも観測記録となる1時間あたり93ミリの猛烈な雨が降った。鹿児島県長島町の漁港では19日午前8時50分ごろ、台風に備え漁船の係留ロープを増やす作業をしていた男性(67)が、過って海に転落して死亡した。

 日本航空は20日午前の九州、四国発着便を中心に27便、全日空は11便の欠航を決めた。JR九州も特急ひゅうがやソニックなどを一部区間で運休する。福江港(長崎県五島市)と博多港(福岡市)を結ぶ定期フェリー「太古」は20日午前の便を欠航する。東九州道の一部も一時、全面通行止めとなった。

 20日夕までの24時間雨量は多い所で九州や四国、近畿で300ミリ、北陸、東海150ミリ、関東甲信で120ミリと予想される。

朝日新聞社

最終更新:9月20日(火)1時26分

朝日新聞デジタル