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中露が島嶼奪還演習 日米牽制狙いか 南シナ海

産経新聞 9月19日(月)7時55分配信

 【北京=西見由章】中国広東省沖の南シナ海で合同演習を実施している中国とロシアの海軍は18日、共同の島嶼(とうしょ)奪還演習を開始した。中国国防省が同日発表した。12日に始まった演習は19日まで実施される。

 同省によると、中国海軍による「青」組に奪われた島を中露海軍の「赤」組が奪還するとの想定で、台本なしの対抗演習が実施された。

 中露海軍は陸戦隊員らによる混合部隊を編成し、特殊破壊工作部隊が水中から秘密裏に海岸に接近して、設置された障害物などを撤去。敵の陸上・航空戦力から攻撃を受ける中、揚陸艦から水陸両用装甲車が上陸、陸戦隊員らを乗せたヘリが敵の後方まで侵入し「島嶼奪還」を果たした。

 中国国防省は「専用の指揮情報システムにより、共同作戦上の障害を解決することが今回の演習の重点項目だった」としている。

 中露海軍は一連の演習が「第三国に向けたものではない」と主張しているが、南シナ海で領有権を争う沿岸国や、「法の支配」尊重を求める日米を牽制(けんせい)・威嚇する狙いがあるとみられる。

最終更新:9月19日(月)7時55分

産経新聞