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金属片詰めた爆弾2個=テロ濃厚、殺傷力高める目的か―NY爆破

時事通信 9月19日(月)15時18分配信

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市マンハッタンの市街地で17日起きた爆破事件で、複数の捜査当局者は18日、さく裂した爆発物と、近くで不発の状態で見つかった爆発物がいずれも圧力鍋を使った爆弾で、ベアリングなどの金属片が詰められていたことを明らかにした。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が伝えた。金属片には殺傷力や混乱を最大限に高める意図があったとみられるという。

 捜査当局は事件をテロと断定するのを慎重に避けているが、爆弾テロとの見方が強まっている。

 ニューヨーク近郊のニュージャージー州エリザベスの鉄道駅近くでは18日夜(日本時間19日午前)、バッグに入った複数の爆発物が見つかり、緊張が高まった。バッグはごみ箱の中にあり、部品にワイヤとパイプが含まれていたという。当局がロボットを使って処理。1個は爆発した。

 マンハッタンで仕掛けられた爆弾には、起爆用部品として折り畳み式の携帯電話とクリスマスの装飾用電球が使われていた。残骸からは、タネライトと呼ばれる物質に似た爆発物質が検出された。これらはバージニア州にある連邦捜査局(FBI)の爆弾研究施設に送られた。

 ロイター通信などによると、当局は18日夜、捜査に関連して市内で車を停車させ、乗っていた複数の人物に事情を聴いた。容疑は掛けられていない。

 ニュージャージー州では17日、開会前のマラソン大会コース脇でパイプ爆弾が爆発する事件が起きている。ニューヨーク・タイムズ紙は、捜査当局がこの事件とマンハッタンでの爆破との関連性の有無について、関心を強めているもようだと報じた。 

最終更新:9月19日(月)17時52分

時事通信