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<大相撲秋場所>好調、連覇に手応え…日馬1敗死守、追走

毎日新聞 9月19日(月)21時56分配信

 大相撲秋場所9日目の19日、日馬富士が栃煌山を危なげなく退け、1敗のまま給金直し。場所後半に入り、横綱昇進後初の2連覇を狙い、調子を上げている。

 頭で当たって突いて相手を起こし、左上手でまわしを引くと、すぐに出し投げを打ち、栃煌山を土俵にはわせた。八角理事長(元横綱・北勝海)は「手順が決まっている。優勝争いの中心のような気がする」と確実に白星を手にする取り口を評し、本命視する。

 今場所含めて4場所続けて3日目に敗れた日馬富士。9日目も過去2場所連続黒星を喫していた。「鬼門」を越え、無敗の豪栄道を1差で追う展開に「自分の相撲に集中している。一日一番」と話す言葉には、優勝8回の自信がにじむ。

 昨年右肘を手術するなど、けがに悩み、雨の日が多い今場所も「古傷に影響する」と不安がある。だが今場所前に敢行した境川部屋への出稽古(げいこ)などが実を結んだのか、体の動きについては「反応している」と手応えを感じている。

 支度部屋から引き揚げる際、着替えていた稀勢の里に近づき、大関も苦笑いで返した。2004年九州場所でともに新入幕を果たしたライバルの綱取りが話題になり、白鵬も不在の中、横綱の余裕はまだあるようだ。【村社拓信】

最終更新:9月19日(月)22時59分

毎日新聞