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【パラ車いすラグビー】4度目挑戦で悲願の初メダル!エース池崎は車いすバスケから転向

スポーツ報知 9月19日(月)11時21分配信

◆リオデジャネイロ・パラリンピック ▽車いすラグビー3位決定戦 日本52―50カナダ(18日)

 パラリンピック4大会連続出場の車いすラグビー日本代表が、リオデジャネイロ大会でで悲願の銅メダルを獲得した。

 日本代表は、パラリンピックでの同競技開催2回目となる2004年アテネ大会に、アジアの国として初めての出場。同大会では6戦全敗となったが、08年北京大会では2勝をあげ8チーム中7位。12年ロンドン大会で4位となり、4大会目にして初のメダルに輝いた。

 車いすラグビーは、バスケットボールと同じ大きさのコートを利用。試合にはバレーボールサイズの円形のボールを使用する。コート両脇に設置されている敵陣のタッチラインを、選手がボールを保持しながら通過することで得点をあげる。パラスポーツで唯一、車いす同士をぶつけ合うことが許されており、マーダーボール(殺人ボール)とも呼ばれる。

 日本のエースは、車いすバスケから転向した池崎大輔(38)=北海道ビッグディッパーズ=。巧みなチェアワークと圧倒的なスピードでゴールを量産。主将の池透暢(ゆきのぶ、36)=Freedom=のロングパスから、池崎が得点を決めるというのが得意の得点パターン。前回ロンドン大会の銀メダル・カナダ代表との3位決定戦でも、このパターンで多数の得点を挙げた。

 最年少・乗松聖矢(26)=Okinawa Hurricanes=が「絶対にメダルを取って帰りたかった」と涙を流し、池崎は「歴史に残ること。みなさんと戦った結果です、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。池は「応援してもらった皆さんのおかげ。背中を押して頂点へ押し上げてもらいたい」と感謝を述べた。

 ◆車いすラグビー コートはバスケットボールと同じ広さ。コート上は各チーム4人、1ピリオド8分間×4回。バレーボールを基に開発された専用のボールを使用。ボールを持ったら10秒以内に1回ドリブルまたはパスしなければならない。前方へのパスも可能。40秒以内に得点しなければ相手ボールになる。ボールを保持した選手の車いすの2車輪がゴールラインに到達すれば得点。車いすによるタックルで激しくぶつかり合うため当初は「マーダー(殺人)ボール」とも呼ばれた。

最終更新:9月19日(月)12時3分

スポーツ報知