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身上は「我慢と辛抱」=高安、先場所の再現狙う-大相撲秋場所9日目

時事通信 9月19日(月)20時23分配信

 新関脇の高安は照ノ富士に差し手を返されて右腕がバンザイ。苦境に陥ったが諦めなかった。左上手が命綱。大きな大関の寄りに投げを合わせて体勢を立て直すと、頭をつけて反撃開始。最後は右で前まわしを引いて前進し、約1分に及んだ熱戦を制した。

 「無駄な動きが多かったが、我慢できてよかった。冷静に対処できた」と高安。出世争いで追い抜かれた形の照ノ富士から奪った白星に、気分が良かったのだろう。「我慢して勝つ、残して辛抱して勝つのはプラスになる。いい稽古になった」と喜んだ。

 大関とりへの足固めを目指す今場所。豪栄道は止められなかったが、7日目に鶴竜を破って連敗を免れた。「少し前の自分なら、そこからころっと転ぶことが多かった。今はなんの精神の乱れもなくやれている」。1横綱2大関を撃破して7勝目。心の成長が好調を下支えする。

 上位陣で対戦を残すのは日馬富士だけ。「体に力が入るので、いろいろな相撲が取れる。横綱、大関に勝たないと、上に上がれない」。小結で11勝を挙げた先場所の再現を虎視眈々(たんたん)と狙っている。

最終更新:9月19日(月)20時30分

時事通信