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米、TPP早期承認を=「日本は臨時国会で」―安倍首相

時事通信 9月19日(月)23時24分配信

 【ニューヨーク時事】安倍晋三首相は19日午前(日本時間同日夜)、ニューヨークで開かれた日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の対日投資セミナーに出席した。

 首相はあいさつで、環太平洋連携協定(TPP)について、「日米それぞれができるだけ早く国内で承認を得て、早期に発効させる。日本は全力で取り組む。米国も同じだと信じている」と述べ、米国の早期承認を促した。

 首相は「(TPP発効の)成否は、世界の自由貿易体制とアジア・太平洋地域の戦略環境を左右する。(日本は26日召集の)臨時国会で国会承認と関連法案の成立を図る」と強調。米国に先行して国内承認を目指す考えを示した。

 TPP承認をめぐっては、米大統領選の民主、共和両党候補がともに反対姿勢を表明。早期発効は不透明な情勢になっており、首相の発言は、米国世論を喚起する狙いがあるとみられる。

 首相はこの後、日本政府観光局主催の訪日観光セミナーに、五輪女子レスリングで4連覇を果たし国民栄誉賞受賞が決まった伊調馨さんらと出席。「和牛はとろけるような食感が自慢。日本に来て食文化を楽しんで」とPRした。 

最終更新:9月19日(月)23時29分

時事通信