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【日本ハム】大谷、天王山でリアル二刀流!

スポーツ報知 9月20日(火)6時7分配信

◆日本ハム3―1ロッテ(19日・札幌ドーム)

 日本ハム・大谷が2試合連続のV打でロッテを下し、3連勝。優勝した09年以来の80勝にリーグ一番乗りを果たした。首位・ソフトバンクが引き分けたため、ゲーム差は「0」となり、勝率3厘差まで接近。21日からは敵地で今季最後の直接対決2連戦に臨む。大谷は初戦で先発&打者の「リアル二刀流」でフル稼働。タカを仕留める。

【写真】1回、大谷がV打となる左犠飛を放つ

 きれいな安打でなくてもいい。初回1死三塁。大谷は二木の低めスライダーをすくい上げ、狙い通りに打球を高く打ち上げた。快足の三塁走者・西川には十分な左犠飛。これが2試合連続、今季10度目の決勝打となった。「西川さんのナイスランでしたね。定位置なら帰ってこれると。チャンスだったので、最低限の仕事はできた」。当たり前のように振り返った。

 どんな形でも勝つ。その思いは胸に刻まれている。日本最速164キロを出した翌日、14日のオリックス戦(札幌D)は“休養日”。試合前練習の打撃練習に参加せず、ベンチ裏で黙々とバットを振っていた。

 その時だ。その日の先発・有原とバッテリーを組む捕手の市川に取材しようと群がった報道陣へ「どんな取材をしているか、聞いてみようと思います」と笑みを浮かべ、輪に加わった。有原は後半戦でリーグ最多勝のソフトバンク・和田と3度投げ合ったこともあり、わずか1勝止まり―。その質問を聞いた二刀流男は、こう反応した。

 「今は6回2失点のクオリティースタートでもダメ。勝たなきゃダメなんですね?」。優勝争いも佳境だけに、勝利への執念をたぎらせた。この日の決勝犠飛に、栗山監督も「最低限の仕事だったが、試合の流れを分かってくれている」と目を細めた。

 練習前には今季初めて末沢寿一オーナー、竹田憲宗球団社長を中心に円陣が組まれた。末沢オーナーが「勝ち負けは別にして、悔いのない試合を」とゲキを飛ばすと、竹田社長は「日本一に向けて爆(は)ぜよう」と、なぜか一本締め。社長の「選手をリラックスさせようと思って」とのまさかの行動に、自然と笑いが起きた。試合は今季6度目の同一カード3連勝。今季最多の貯金29と最高潮で決戦の地・福岡入りする。

 21日のソフトバンクとの天王山初戦では投打にスタメン出場する「リアル二刀流」で臨む可能性が高い。試合後はソフトバンク戦をテレビ観戦。試合途中で帰路についた。「結果を見れば十分。勝てれば何でもいい」。昨季独走Vを許し、今季も最大11・5ゲーム差あったホークスとの頂上決戦。必ず息の根を止める。(小谷 真弥)

最終更新:9月20日(火)8時32分

スポーツ報知

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