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“牛飼い女子”紹介 グループ活動レシピも紹介 担い手育成目指す タウン誌に岩手県

日本農業新聞 9月19日(月)7時0分配信

 岩手県は、タウン情報誌2誌と共同企画で、県が認定する畜産経営に携わる女性グループ「牛飼い女子」などを紹介する記事を連載している。グループの活動や生産した農産物が食べられる店、農家直伝のレシピなどを発信する。県は「牛飼いは大変」というイメージを変えて、女性畜産農家の育成につなげたい考えだ。

 記事はタウン情報誌の月刊『アキュート』(発行部数3万部)と隔月刊『エリア・アイ』(同3万部)の2誌で掲載する。

 アキュートでは2015年7月号から「いわて“牛飼い女子”日記」がスタート。毎月、1グループを取り上げる。

 これまでの連載の中で、和牛繁殖に携わる岩手町の女性でつくる「いわてまち紅娘会(べこかい)」は、そろいの紺色のポロシャツをみんなで相談しながら作った姿を紹介。ポロシャツを着て、ガッツポーズをとる集合写真も載った。

 宮古市の女性酪農家や繁殖農家でつくる「田代おじょ会」は毎月、先輩農家を訪ねて勉強している様子を紹介した。熱心にメモを取る姿や先輩の話に笑う姿の写真も掲載した。

 アキュートを出版する東洋アドシステムの海老名勝宏編集長は「面白いとアンケートで書いてあったり、雑誌を置く飲食店からは『現場の話があるとお客さんも喜ぶ』との声も届いたりしている」と話す。

 エリア・アイでは15年9・10月号から「モーレツ連載 respect牛飼い女子」がスタートした。

 グルメ色が強い雑誌のため、JAいわて中央の繁殖・肥育農家らでつくる「いわて中央牛愛(ぎゅうあい)女子会」とともに、JAのブランド牛「岩手しわもちもち牛」を使ったカレーやすき焼きを食べられる店を紹介。メンバーが料理を味わう写真も紹介した。

 県は「一般読者に女性農家が頑張り、笑顔で楽しんでいる姿を紹介し、イメージを変えたい。読者から就農候補者が出てくればうれしい」(畜産課)と話す。

日本農業新聞

最終更新:9月19日(月)7時0分

日本農業新聞