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大和ハウス、空気浄化緑化ユニット開発

日刊工業新聞電子版 9/19(月) 10:06配信

来発にも発売。室内のにおい除去

 大和ハウス工業は2017年春にも、室内環境改善装置「空気浄化緑化ユニット」を発売する。植物、土壌、フィルターと3種の浄化機構を備え、空気清浄機では難しかったにおい除去を得意とする。室内環境を監視、制御するIoT(モノのインターネット)対応も視野に入れる。緑化と内装に合わせられる自由度の高い意匠を訴求し、オフィスや商業施設、ホテルなどに提案を狙う。

 大和ハウス工業は試作機で実証の結果、1度装置内に汚染空気を通すと、粉じんは8割減り、臭気強度を1段階下げる効果を確認した。ユニットの外板や高さは個別対応が可能。標準ユニットで、消費税抜きの価格は60万円を目標に開発を進める。

 植栽部から室内の空気をDC(直流)ファンで吸い込み、土壌と光触媒フィルターを通過させて室内に戻すシステム。微小粒子状物質(PM2・5)や揮発性有機化合物(VOC)などの汚染物質を土壌に吸着させ、微生物がアンモニアなどの臭いの元を分解する。

 大和ハウスは屋外用大気浄化壁面緑化システムを商品化しているが、植栽を通気する室内用システムの商品化は国内に例がないという。センサーや通信機能を内蔵し、高機能化する方針を打ち出す。

 富山市と官民連携で計画を進めるスマートタウンに、初号機の採用を決めた。17年1月に着工する図書館に導入する。

 空間を高付加価値化する商品としてグループ挙げて普及に取り組み、年500台の販売を想定する。

最終更新:9/19(月) 10:06

日刊工業新聞電子版

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