ここから本文です

学習指導要領の要点まとめ【改定内容・実施時期】

ベネッセ 教育情報サイト 9月19日(月)12時1分配信

学習指導要領の改訂については、メディアで頻繁に話題になるのを目にするかたもいらっしゃるかと思います。とはいっても、具体的な内容についてはなかなかイメージがわかないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、改訂された現行の学習指導要領の概要をわかりやすくご紹介します。

改訂と実施の時期は?

文部科学省は、2008年3月に小・中学校の学習指導要領を、2009年3月に高等学校・特別支援学校の学習指導要領を改訂しました。
全面実施のスケジュールは、小学校が2011年4月から、中学校が2012年4月から、高校が2013年度入学生から(数学及び理科は2012年度入学生から)となっています。

現行学習指導要領3つのポイント

学習指導要領の改訂は、以下のような基本的な考え方に基づいて行われています。主なポイントをご紹介しましょう。

【1】教育の目標について
「能力の伸長、創造性、職業との関連を重視」、「公共の精神や社会の形成に参画する態度」、「生命や自然の尊重、環境の保全」、「伝統と文化の尊重」の4つを重視している点がポイントです。

【2】道徳教育や体育の充実
豊かな心や健やかな体を育成するため、道徳教育や体育を充実させるという考え方にのっとっています。

【3】「ゆとり」でも「詰め込み」でもない教育と授業時数の増加
改訂された学習指導要領では、「ゆとり」か「詰め込み」か、ではなく「基礎的・基本的な知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」の両方を育成することを目指しています。
「基礎的・基本的な知識・技能」の習得のためには、社会の変化や科学技術の進展に伴って指導内容を改善するとともに、勉強内容を確実に習得するための「繰り返し学習」を重視しています。
「思考力・判断力・表現力」の育成のためには、観察・実験やレポートの作成といった授業や、課題解決的な学習・探求的な活動を充実させています。
なお授業時数を増加させている点もポイントです。

1/3ページ

最終更新:9月19日(月)12時1分

ベネッセ 教育情報サイト