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女優のんさん、台風被害の久慈市民激励 ファンら1000人熱狂

デーリー東北新聞社 9月19日(月)11時18分配信

 岩手県久慈市を主要ロケ地としたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主役を務めた女優のん(本名・能年玲奈)さんが18日、台風10号の豪雨で甚大な被害を受けた同市を訪れ、共演した渡辺えりさんと共に被災した店舗などを見舞った。三陸鉄道久慈駅前で行われた「のんさん、えりさんおかえりセレモニー」には、市民やあまちゃんファンら千人(主催者発表)が集合。のんさんは「微力ながら、元気だけでも届けられればと思って来ました。皆さんが楽しく毎日を送れることを願っています」と和やかな表情で市民を勇気づけた。

 のんさんは2013年のドラマ放映中の久慈秋まつりに登場して以来、3年ぶりの同市訪問となった。当初は久慈秋まつりにゲストとして参加予定だったが、台風被害で中止となったため、慰問に切り替えた。

 2人は昼すぎに同市入り。巽町組の山車小屋や三陸鉄道北リアス線運行部、喫茶モカ、あまちゃんハウスなど、作品とゆかりのある場所や大雨で被災した店舗を訪ね、関係者を励ました。

 久慈商店会連合会(佐々木好平会長)と市が主催したセレモニーでは、遠藤譲一市長が「来年の久慈秋まつりには、のんさんやあまちゃんの俳優がたくさん来て、ぜひ盛り上げてほしい」とあいさつ。渡辺さんは「これからも久慈市を応援する。大変でしょうが乗り越えてください」とエールを送った。

 この後、のんさんは同市本町2丁目で、自作の絵をモチーフとしたシャッターアートの制作に着手。10月22、23日の久慈地方産業まつりに合わせて再訪し、作品を完成させる予定だ。

 のんさんらから激励を受けた同市本町の季節料理ひさごの店主奥山清一さん(81)は「店は再建の途中で中を見せるのは申し訳なかったが、元気づけられた」と感極まった様子だった。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月19日(月)11時41分

デーリー東北新聞社