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100年前の蓄音機で名曲披露 「CDより味わい深い」と好評

福井新聞ONLINE 9月19日(月)16時46分配信

 蓄音機でレコードを聴くコンサートが18日、福井市の福井県立こども歴史文化館で開かれた。柔らかく、ぬくもりのある音色に、親子連れら約30人がうっとりと聴き入った。

 同館は、創業者が越前市出身の音響機器メーカー「オーディオテクニカ」(本社東京)などから寄贈された、19~20世紀初期の約130点の蓄音機を所蔵している。今年3月から、約100点を常設展示している。

 コンサートは、米国グラモフォン社の「HMV192」(1926年製)、米国エジソン社「C―250」(1915年製)を使用。宮川陽子主任学芸員が「1877年にエジソンが、音の記録と再生のために蓄音機を発明した」との歴史や、「レコード針が縦、横に動く2種類ある」と仕組みなどを紹介。ゼンマイを回しSP盤レコードに針を落として「エリーゼのために」「乙女の祈り」などを披露した。

 福井市の会社員、敦賀卓郎さん(35)は「100年前の音色が聴けて不思議な感覚。CDなどで聴くより独特で味わい深かった。家族とすてきな時間を過ごせました」と笑顔で話していた。

 コンサートは今後毎月第3日曜の午後2時から定期開催する。入場無料。

福井新聞社

最終更新:9月19日(月)16時46分

福井新聞ONLINE