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パンダはもう絶滅危惧じゃない。中国がパンダ救済をすごくがんばった結果

ギズモード・ジャパン 9/19(月) 19:10配信

とりあえず、ホッと一安心です。

大きくて愛くるしくて、なんだかすごく平和なパンダが絶滅危惧種だったって知ってました? 今知った方、安心してください。なぜなら近年、中国でパンダの数が増えてきたため、国際自然保護連合(IUCN)はパンダを絶滅危惧種から外したのです。ちゃんと大切に守れば、絶滅危惧種も今までのように見られることが証明されましたね。

中国政府は、自国のシンボルともよべるパンダを救うために努力をした結果、近年では野生のパンダの数が17%も増えました。現在では、この10年間で1番多い数の2,000頭まで増え、絶滅危惧種から脱出することができました。現在は「危急種」という分類になりましたが、これからも竹林を増やしたり、密猟を厳しく取り締まったりして対策していくとのことです。

「パンダの生息地の竹林を取り戻すことで、パンダたちの居場所や食べ物確保につながるのです」と話すのは、IUCNレッドリストのCraig Hilton-Taylorさん。

絶滅危惧種から外されたからといって、もう心配ないというわけではまったくありません。パンダの生息する竹林地帯は増えているものの、未だ数十頭のパンダしか、十分に餌を手に入れられない竹林もあるようです。2015年の調査の結果、中国のパンダが生息している地区は合計33カ所で、そのうち18カ所では10頭以下しか生息していないことが分かりました。この状態に対して中国は、野生動物保護区を作ることで解決しようとしています。

しかし、中国のパンダの専門家たちは、まだまだ努力が必要だと安心はしていないようです。というのも、近い将来に気候変動によってパンダの生息する竹林が3割もなくなってしまうと予想されているからです。これからまた解決に向けて、研究して対策をしていくようです。

下の動画では、中国のパンダの専門家たちがパンダのスーツを着て懸命にパンダを育てています。まだ、パンダを守るための課題が残っているものの、まずは絶滅危惧種から脱出することができた中国の努力には拍手ですね。

動画はこちら:https://youtu.be/v_cpPMjE0vU

image by National Geographic/YouTube

source: BBC

Maddie Stone - Gizmodo US[原文]

(リョウコ)

最終更新:9/19(月) 19:10

ギズモード・ジャパン