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池愛里「東京につなぐリオでの経験」

カンパラプレス 9/19(月) 21:57配信

 池愛里(峰村PSS東京)の初のパラリンピックが幕を閉じた。今大会、7種目に出場した池だったが、個人種目にいたっては、一度もファイナリストになることはできなかった。連日、パラリンピックという舞台の洗礼を浴び続け、予想以上の世界との差にショックを受けたのだろう。初日からトレードマークである笑顔がすっかり消えていた。初めての大舞台に、緊張しないわけがない。さらに現実と周囲からの期待との間に大きなギャップが生じ、プレッシャーも重くのしかかっていたに違いない。しかし、そんな池に東京への一筋の光となったレースがあった。

浴び続けたパラの洗礼

「緊張で足の震えが止まりませんでした……」
 初日、100m平泳ぎのレースを終えた池はそう言って、終始、厳しい表情を崩さなかった。そこにはトレードマークの笑顔は一切なかった。

「どの選手も、いつもとは目つきが違いましたし、やっぱりパラリンピックは他の大会とは違うなと思いました」
 10代にして初めて臨んだ世界最高峰の舞台。そこは、池の想像をはるかに超える世界が広がっていた。

 これまでに感じたことのないプレッシャーが彼女に襲い掛かっていたのだろう。初日のレースは、自己ベストから1秒以上遅いタイムとなった。翌日、得意種目の一つで、2014年アジアパラ競技大会では金メダルを獲得している50m自由形に臨んだ池だったが、目標としていた「29秒台」には遠く及ばず、31秒04に終わった。

 3日目、今大会最もメインとしていた100m背泳ぎも、ふるわなかった。それでも、「内容的には、今日はようやく今持てる力をすべて出し切ったと思える泳ぎができました」と、手応えを感じていた。実際、前半は積極的に攻め、トップから1秒半ほどの遅れで4番目につけていた。しかし、後半は疲れから失速し、トップ選手とは約6秒もの差をつけられてのゴール。自己ベストにも届かなかった。

 そうした結果以上に気にかかったのが、3日間いずれも笑顔を見ることができなかったことだった――。

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最終更新:9/19(月) 21:57

カンパラプレス

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