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ブレイク必至、神戸出身パノラマパナマタウン ロック新時代到来か/インタビュー

MusicVoice 9月19日(月)12時0分配信

田村が突然「オリジナルをやろう」と切り出した

 神戸出身のオルタナティブロックバンド、パノラマパナマタウンが21日に、インディーズでは通算2枚目となるミニアルバム『PROPOSE』をリリースする。メンバーは、岩渕想太(Vo)、浪越康平(Gt)、田野明彦(Ba)、田村夢希(Dr)。4人とも現役大学生の同級生、2014年に結成した。HIP HOP要素もある独特なロックサウンドが特長で、2015年開催のロッキング・オン主催コンテスト『RO69JACK』、そして、「MUSICA」「A-Sketch」 「SPACE SHOWER TV」「HIP LAND MUSIC」主催の4社合同オーディション『MASH A&R』でそれぞれグランプリを獲得、業界内では一目を置かれている存在となっている。バンド名の「パノラマ」には、多様性という思いも込められていて「一つに縛られず新しい可能性に挑戦していく」というのが活動の根底にあるという。楽曲にはそうした思いや、時節、学生の観点からみた社会に対する考えなども詰められている。今回は、バンド結成から独自サウンドの制作過程、そして、新譜『PROPOSE』に込めた想いなどを4人に聞いた。

■田村が突然「オリジナルをやろう」と切り出した

――バンド結成の経緯はどのようなものだったのでしょうか。

岩渕想太 僕ら神戸の大学に在学していて、今は4年生なんです。この4人では2014年の1月に結成しました。元々、大学の軽音楽部が一緒で、まだ僕らが1年生だった2013年の秋に、僕と田村と田野の3人でandymoriのコピーバンドをやっていたんです。そんななか、田村が突然「オリジナルをやろう」と切り出してきたんです。コピーも飽きてきたし、自分たちの好きなオリジナルをやるのもいいかなという感じで始まりました。

――オリジナル曲はすぐ出来たのでしょうか。

岩渕想太 それが全く出来なかったんです。3カ月ぐらいは1曲も出来ていないという状態でした。コンセプトがなかったんです。

――モデルやコンセプトが無いとなかなか出来ないですよね。

岩渕想太 そうなんです。しかも僕は大学から軽音を始めたのでそんな素養もなかったので。

――オリジナル曲の提案者である田村さんは作らなかったんですか?

岩渕想太 そうなんです。これが一番ひどい話なんですけど、「オリジナルでやろう」と言って誘われたけど「曲作るのはやって!」と田村に言われて(笑)。

――そこはメンバー任せだったんですか?

田村夢希 そうですね。僕はドラマーですし。「僕はライブで演奏がしたいんだ、だから曲は作ってくれ」と(笑)。

岩渕想太 そうなんですよ。でも、僕、実は高校の時から曲は作っていたんです。

――それをとりあえず出して行けば良かったのでは?

岩渕想太 それはちょっと恥ずかしくて出さなかったんです。それから、リードギターを入れようという話になったんです。もともと3人で「バンドをやろう」という気はなくて、バンドといったら4人だろ、みたいなところがあって。それで同じ部活にいた浪越を誘いました。

――浪越さんはすぐに加入にOKを出したのでしょうか。

浪越康平 1週間ぐらい悩みました。

――なぜ悩んでいたのですか?

浪越康平 オリジナルバンドはやりたかったんですけど、部活で3人がやっていたandymoriのコピーがカッコ良かったので、逆に僕でいいのかなと。他にも良いギタリストが軽音部にはいましたし。

――皆さんが浪越さんをリードギタリストに選んだ決め手はなんだったのでしょうか。

田野明彦 僕が浪越とBase Ball Bear のコピーバンドをやっていたんです。いろんなコピーをやる部活でして。その時に、カポタスト(編注=楽器全体を移調することができる演奏補助器具)を使う曲があったのですが、彼はカポタストを使わずに弾いていたのでなぜ使わないのかと聞いたら「この方がアレンジの幅が広がるから」と言っていたんです。周りにはそんな人が居なかったんです(笑)。

――確かにコピーだったら普通はカポタスト使いますよね?

田野明彦 そうなんです。凄いオリジナリティがあるんだなと思いまして(笑)。それで2人に「凄い奴がいる!」と送ったんです。リードギターを誰にするかと悩んでいた時だったので、その一言で一発で彼を選びました。

――オリジナリティというのは重要ですよね。自分たちの曲をやる時も柔軟ですよね。

岩渕想太 楽譜に縛られずに弾くというか。

――浪越さんの音楽理論はどういったものだったのでしょうか?

浪越康平 理論は死ぬ程わかっていないんで。わかっていたらカポタストを使っていたと思います(笑)。理論をそんなに知らないなりの遊び方、というのもあるかもしれません。

田野明彦 でも、実はカポを使わなかった理由は、結局カポを持ってなかったからという事実がのちにわかったんですけど(笑)。

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最終更新:9月19日(月)14時9分

MusicVoice

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。