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映画「怒り」豪華キャストとの向き合い方

TOKYO FM+ 9/19(月) 11:00配信

9月17日に公開された、吉田修一原作の映画「怒り」の監督、李相日さんが、TOKYO FMの番組に生出演。
映画のストーリーについて語りました。

【映画「怒り」】
「怒」という血文字が残った八王子の未解決殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄を舞台に前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑いと信頼のはざまで揺れる姿を描いていく群像劇。

──李相日さんが監督・脚本を務められた映画『怒り』が公開

本になる前の段階で、吉田さんから「原稿を読んでほしい」と送られてきたんですよ。
ただ感想を言うっていうことじゃなくて、「悪人」より映画化は相当難しいなと思って。
1人1人の感情の強さに引っ張られて、吉田さんとお会いして、プロデューサーの川村くんもいたんですけど。
気がついたら、映画の話でほとんど進んでいたので、きっかけがあるようでないんですよね。
映画の事を想定していたというよりは、書いてる最中に、僕のことが浮かんだと仰っていまして。
お話の中に「悪人」と繋がる部分もあるんですよね。

──どうやって脚本を作ったのか?

基本的には1つ1つの物語を、全部起承転結というか、1本作るくらいのものを3つ用意するんですよ。
そのあとに、それをどう1つの話に紡いでいくかという組み合わせですね。
画で伝えるということに関して、役者の力量が問われますよね。出てきたときに、何を背負っているかを感じさせないといけないですからね。

──ラブシーンに挑戦した妻夫木聡さん、綾野剛さん

やっぱり、2人の話がメインなので。2人の中での絆が本物になっていかないと、それが終盤でどうなっていくことにハラハラするので。
よく映画の中で、男女でも好き合ったりっていうのは沢山あるんですけど、ただ同じ方向を向いて座ってるだけで”この2人には、かけがえなのない絆があるんだな”っていう空気感を、どう作るかですよね。
妻夫木くんは早い段階から体を作ったりとか、よく新宿二丁目っていいますけど……入っていって、いろんな時間を人と接すること、観察することですよね、雰囲気って目に出るじゃないですか、人の見方とか。
僕も取材で発展場に行ったんですけど、見る目が違うんですよね。その目つきっていうのは、体感しないと分からないでしょうね。

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最終更新:9/19(月) 11:00

TOKYO FM+

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