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北核実験「許せない」 被爆者ら座り込みや集会 長崎、長与で

長崎新聞 9月19日(月)9時25分配信

 北朝鮮が9日に核実験を実施したことを受け、被爆者らでつくる「核実験に抗議する長崎市民の会」は18日、同市松山町の平和公園で座り込み、「人類と核は共存できない」などとする抗議文を採択した。

 市民の会は1974年8月から、核実験のたびに抗議活動をしている。座り込みは通算401回目。

 雨が断続的に降る中、被爆者ら約30人が集まった。長崎原爆がさく裂した午前11時2分に黙とうした後、谷口稜曄(すみてる)代表(87)があいさつで「核兵器をなくそうという国際的な流れに反している。絶対に許せない」と北朝鮮を非難。山川剛世話人(79)はさらなる核実験の可能性が報じられていることに触れ、「市民の抗議はますます必要になっている。一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。

 抗議文は19日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長へ郵送する。

 また「核実験に抗議する長与町民の会」も同町吉無田郷の八反田公園で抗議集会を開いた。川野浩一会長は「北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験もしたと言われており、大変な脅威。日本政府も含め、核の先制不使用という姿勢を北東アジアへ広げていかなければならない」と訴えた。

長崎新聞社

最終更新:9月19日(月)9時25分

長崎新聞