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太陽光向けブレーカーでシェア急拡大の立役者は若手のリケジョだった!

ニュースイッチ 9月19日(月)13時59分配信

寺崎電気産業の山上紗矢香さん(32)

 産業用ブレーカーで世界大手の寺崎電気産業。近年急増した大規模太陽光発電向けの直流用ブレーカーでは高いシェアを持つ。その立役者が山上紗矢香さん(32)だ。約4年かけて取り組んできた、電圧を600ボルトから1000ボルトまで段階的に引き上げる研究開発が社内コンペで最優秀賞を獲得。新製品の開発を任され、他社に先行し商品化することに成功。この経験を「納期が厳しく失敗もあったが成長した」と振り返る。入社9年目。後輩を指導する立場でもある。

<電気と船、志望にマッチ>

 小学校の時、図工が好きで、モノづくりがしたいと思い始めました。数学や理科が得意だった中学時代に、希望をかなえるには工学部を目指さないといけないと知り、進学は就職のことも考えて電気系へ。兵庫県立大工学部電子情報電気工学科で発電や電磁気などについて学びました。

 1カ月間船旅を経験したこともあり、電気を扱っていて船に関係がある会社を志望し寺崎電気産業に入社。船舶用電気制御システムの仕事がしたかったのですが、配属はシステムの部品を開発する部署でした。担当するのは、ブレーカーを使いやすくする付属品全般の開発。試作を行う他部署や工場などとのコミュニケーションが重要です。直流用ブレーカー新製品の開発でも社内のいろいろな人に協力してもらい、関係を築けたと思います。

<テニスで気分転換>

 当社はテーマを与えられたら最初からずっと密に関われるので製品に愛着を持てます。入社当時は所属部署で他に女性がおらず、周囲もどう扱えばよいか分からなかった様子。今は男性と変わらず接してもらっています。後輩の面倒も見ないといけません。

 休日はテニスで気分転換。日曜日にスクールへ通っています。ボールを打った時の感触や解放感が好きでうまく打てた時に成長が実感でき、人と話すのも楽しい。他業種や年配の方からは仕事に対するアドバイスを受けています。

最終更新:9月19日(月)13時59分

ニュースイッチ