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日本の10番にピンチ!? “香川orゲッツェ“よりも激しかったドルトムントの生存競争に勝てるか

theWORLD(ザ・ワールド) 9/19(月) 18:20配信

中盤の競争が激化

香川真司とマリオ・ゲッツェのどちらがポジションを勝ち取るのか。シーズン開幕前は日本代表MF香川真司とドルトムントに復帰したゲッツェがトップ下のポジションを巡って争うと予想されていた。ところが、その予想とは違う状況が生まれている。

ドルトムントは17日にホームでダルムシュタットと対戦したが、この試合では香川もゲッツェもベンチスタート。中盤にはアンカーにユリアン・ヴァイグル、インサイドハーフにはゴンサロ・カストロと新加入のラファエル・ゲレイロが入った[4-3-3]のシステムが採用された 。想定外だったのはゲレイロのパフォーマンスだろう。

ゲレイロはEURO2016を制したポルトガル代表で主に左サイドバックを務めていた選手だが、ドルトムント指揮官トーマス・トゥヘルはゲレイロを中盤で起用している。ゲレイロもすでにチームに溶け込んでおり、そのパフォーマンスは見事だ。開幕前は予想されていなかったが、ゲレイロが香川のライバルの1人になりつつある。

ゲレイロはサイドバックもできる選手だけあって、サイドに流れた際にも良いプレイができる。レフティーなのも魅力的で、ダルムシュタット戦でもドルトムントの左サイドは相手の脅威となっていた。さらに、ゲレイロには高精度なキックがある。セットプレイでもキッカーを担当しており、その存在感は大きくなる一方だ。また、ゲレイロは先日のチャンピオンズリーグ、レギア・ワルシャワ戦でも得点を決めており、インサイドハーフとしてのパフォーマンスは最高だ。

さらに見逃せないのが、もう1人のカストロだ。カストロは昨季も香川とポジションを争っており、インサイドハーフとして今季も争うことになるだろう。そのカストロもレギア・ワルシャワ戦に続いて今回のダルムシュタット戦でも見事なヒールシュートを含む2得点を記録。アシストも決めており、こちらも絶好調だ。

香川もダルムシュタット戦で途中出場したものの、抜群のパフォーマンスというわけではなかった。今や香川orゲッツェではなく、2人ともスタメンに入れない可能性も出てきている。それほどゲレイロとカストロのパフォーマンスは印象的だった。

今後もローテーションで香川に出番が回ってくることもあるはずだが、結果を出さなければ本当に立場が危ういかもしれない。中盤深くまで下がってゲームを組み立てるのも良いが、やはりゴールやアシストといった分かりやすい結果を残す必要があるだろう。

今後ドルトムントは20日にヴォルフスブルク、23日にフライブルク、そして27日にチャンピオンズリーグでレアル・マドリードと対戦する厳しい日程が組まれている。当然香川にもチャンスが巡ってくるはずだが、ここで目に見える結果を残せるのか。何もできなければ最悪のシナリオも考えられるかもしれない。

http://www.theworldmagazine.jp/

最終更新:9/19(月) 18:20

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