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空き缶で作る帽子が「おしゃれ」と話題 67歳男性のスゴ技に脱帽

沖縄タイムス 9/19(月) 15:10配信

 沖縄県宮古島市平良のトラック運転手兼農家の伊佐純幸さん(67)が空き缶を利用した帽子を製作し、地域で「おしゃれ」と話題となっている。3年前、雨で仕事が休みの際に、ふと目についたビール缶の側面を切り取って作ったのがきっかけだ。作品を孫にプレゼントして喜ばれており、伊佐さんは「皆に楽しんでもらえてうれしい」と満足げだ。(宮古支局・仲田佳史)

 帽子は空き缶のふたと底面をニッパーで切って側面のアルミを使う。手書きで作った型紙に合わせ、頭を覆う部位を7枚、つばとなる1枚を切り取る。各パーツをひもでつなぎ合わせ、帽子がつぶれないよう縁に沿って銅線を巡らして補強し、完成だ。「最初はつなぎ目が合わず失敗した」というが、型紙の大きさを調整してこつをつかんだ。

 普段はダンプカーを運転したり、畑で島らっきょうとゴマを栽培したりしているが、作業ができない雨天時を利用してこつこつと製作にいそしみ、これまで7点を作った。

 東京にいる次女ゆかりさん(40)が帰島した際、孫にプレゼント。「初めて見た時はビックリしていたけど、喜んでくれた」と孫の笑顔が何よりの励みになっている。

 運転手仲間に出来栄えを見せようと帽子をかぶって出勤すると、最初は「運転すること以外、できないんじゃないの」と手作りを信じてくれなかったというが、最後は「作ってちょうだい」とお願いされた。近所の人から「作り方を教えてほしい」との依頼もあり、想像以上の反響にご満悦だ。

 当面は仕事が忙しく、作る時間がないという伊佐さんだが、落ち着いたら徐々に依頼に応えるつもりだ。「材料を用意してこつさえつかめば誰でもできる。いずれ時間を取って分かりやすく教えてあげたいね」と笑顔を見せた。

最終更新:9/19(月) 20:15

沖縄タイムス