ここから本文です

「巨人」の旋律に酔う 金沢ジャズストリート、チック・コリアさん登場

北國新聞社 9/19(月) 3:03配信

 金沢ジャズストリート2016(同実行委員会主催、北國新聞社など共催)は2日目の18日、金沢市中心部で国内外の演奏家によるコンサートやワークショップなどが繰り広げられた。城下町には雨音とともに華やかなジャズの音色が響き渡り、来場者は一流奏者が織り成す祭典を満喫した。

 スペシャルコンサートが北國新聞赤羽ホールで開かれ、ジャズ界の重鎮で「巨人」と称される米国のピアニスト、チック・コリアさんが出演した。

 コリアさんはアヴィシャイ・コーエンさん(コントラバス)、マーカス・ギルモアさん(ドラム)と共演し、即興でピアノを奏でた。打ち合わせなしで繰り広げられる息のあったパフォーマンスが、聴衆を沸かせた。

 ドイツ出身の作曲家ヴァナ・ガーウィッグさん(ピアノ)と村上“ポンタ”秀一さん(ドラム)、坂井紅介さん(ベース)、本田しのぶさん(ボーカル)による特別バンドも出演した。

 市内2会場ではプロの演奏家3人による楽器のワークショップが行われた。片町2丁目の金沢学生のまち市民交流館では、サクソフォン奏者のユッコ・ミラーさんが小学生から社会人まで16人に吹き方や指の運び方を紹介し、「ただ楽器を鳴らすのではなく、自分の中から音を響かせるイメージを持つことが大切」と助言した。

 無料の「まちかど・ジャズライブ」は、タテマチ広場や近江町いちば館広場など11会場で繰り広げられた。この日でオープン1周年を迎えた片町2丁目の再開発ビル「片町きらら」イベント広場では、「2GtAs」など7バンドが軽快なリズムを刻んだ。

 金沢21世紀美術館では海外の演奏家による「ワールド・ライブ・ステージ」が行われ、イタリア出身のピアノトリオ「ロベルト・オルサー・トリオ」など9バンドが聴衆を魅了した。

 最終日の19日は、いしかわ四高記念公園や香林坊アトリオ広場などで「まちなか・ジャズライブ」が行われる。

北國新聞社

最終更新:9/19(月) 3:03

北國新聞社