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失礼な対応に怒り心頭! アデバヨール、リヨン加入破談の裏話を暴露

SOCCER KING 9/19(月) 19:08配信

 リヨンへの加入が目前と言われながら、最終的に破談に終わった現在無所属のトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールが、その経緯についてコメントしている。18日付けのフランス紙『レキップ』が報じた。

 昨シーズン限りで半年間所属したクリスタル・パレスを退団して以降、無所属の状態が続いているアデバヨールだが、先日リヨンへの加入が目前とまで報じられており、契約を結ぶことは確実と目されていた。現在エースストライカーのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを負傷で欠いている同クラブは急遽前線の補強に動いており、フリーエージェントとなっているアデバヨールと交渉していた。

 しかし17日、同クラブは声明を発表し、新たなストライカーの獲得は行わないことを明言。これによりアデバヨールの加入は破談となった。同紙によれば、リヨンがアデバヨールを獲得しなかったのは、同選手がアフリカ・ネーションズ・カップに出場するため、年明けにチームを一時離脱することが原因だったという。

 この一件についてアデバヨールは「彼らは僕らが予選を突破してから声をかけてきたから、出場するのはわかっていたはずだ。そんなことを言い訳にしているのなら、それは自殺行為だと思うね。僕は代表チームのキャプテンだから、行かないわけがない。ユーロでプレーすることを拒否するフランス人はいないだろう? それにリヨンは代表監督のクロード・ル・ロイとも話していたんだ。特別な要求はしていなかったから、それが理由で契約破棄になるのはありえない」と理由に関して不信感を抱いている様子。しかし、同選手の不満はこれだけではない。

 アデバヨールは「火曜日の時点で契約は合意に至っていて、彼らはプライベートジェットをロメ(トーゴの首都)に飛ばしたがっていたくらいだ。その日には出発することができなかったよ。ロメはパリのように、30分置きに便があるわけではないからね。水曜日には用事があったから、ブルーノ・ジェネシオ監督と話すために到着したのは金曜日の10時半だった。僕はメディカルチェックを受けてサインするだけだと思っていて、スカッドには入れなくてもマルセイユへ行ってチームをサポートし、プレーを見るつもりだったんだ」と契約目前まで至っていたことを暴露し、「監督が驚くべき質問をしてきたんだ。彼は僕が結婚しているかとか、子供がいるかとかを知りたがっていた。そんなことはインターネットに書いてあるはずだね。苦しんでいる若手選手にどのように接しているかも聞かれたよ。こうして、僕はまだ契約が合意に至ったわけじゃないって気づいたんだ」と、現地入りして初めて状況を知ったことを明かしている。

 さらに「彼はフロリアン・モーリス(採用責任者)を怖がっていた。僕が雰囲気を知りたいからグラウンドを回らせてくれないか頼んだら、フロリアンと相談しないといけないと言ったんだ。(アーセナル指揮官のアーセン・)ヴェンゲルがトレーニングセンターを案内するときに、いちいち他の誰かの許可を取ることがあるかい?」と、ジェネシオ監督の対応を痛烈に批判している。

 新天地の決定はお預けとなってしまったアデバヨールだが最後に、「面白おかしいチャプターは終わりにして、何かに気持ちを切り替えるよ」とコメントし、先を見据えることを決意していた。

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最終更新:9/19(月) 19:18

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