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祭り・登山囃子一堂に/弘前で「津軽笛博覧会」

Web東奥 9月19日(月)11時21分配信

 青森県津軽地方に伝わる祭りの囃子(はやし)や登山囃子などが一堂に会した「津軽笛博覧会」が18日、弘前市の藤田記念庭園で開かれた。ワークショップやコンサートなどさまざまな催しに、県内外から多くの人が参加。初秋の日本庭園には終日、風情あふれる笛の音が鳴り響いていた。
 津軽笛地域づくり実行委員会(佐藤ぶん太、代表)が主催し、今年で4回目。津軽の囃子文化を広め、地域活性化につなげる狙いがある。
 ワークショップでは、弘前ねぷた囃子のほか登山囃子、青森ねぶた囃子などの講座を行い、参加者は津軽笛の会など各地の団体のメンバーからテクニックを学んだ。17日に同市で開かれた全日本横笛コンクールの出場者15人も参加。実行委では「津軽伝統の音色を全国に発信できれば」としている。
 弘前ねぷた囃子の講座では、佐藤代表が講師を担当。参加者は「抑揚を大切に」などと指導を受け、神妙な表情で音色を奏でていた。松岡泰河(たいが)さん(18)は「(佐藤代表の)教え方が良くて、覚えやすかった」と話していた。
 夕方からは、各囃子団体による「お月見コンサート」も行われた。登山囃子や青森ねぶた囃子などの団体が演奏を披露したほか、全日本横笛コンクール2位の横須賀梨樹さん(16)=東京都=と同3位の三上虎之介さん(15)=弘前一中3年=も出演。夜の闇が深まる庭園で、高らかに笛の音色を響かせていた。

東奥日報社

最終更新:9月19日(月)11時21分

Web東奥